「蛙」を含む小説

少し不思議で嘘でインチキな世界を思い付いたままに書きます。 だいたいすごくあっさり二分以内で読める程度の量に収めています。 忙しい合間に薬と笑っていただければ幸いです。 社会風刺…

とある中学生と進路指導の話

1　2017.9.21 2　2017.9.27 3　2017.10.19

人々がまことしやかに口コミで伝える噂。それはマルブランク・レッドハートの事。それは嘘か誠か。一人歩きして肥大化した虚言ではないか。見た目からは誰一人想像出来ないであろう。しかし人…

十五夜、長年川を護っていた大蛙が死んだ。夜明けには邪神が主に変わろうと入り込んでくる。川に棲むモノたちは会議を開くが──

京都生まれ、京都育ちのツキ。親のすねをかじって、毎日だーらだら。 そんなある日。 とある女性に誘われたことをきっかけに、大都会東京で働き始めることになるが…。 ※作中の方言は主…

内向的で大人しい蛙女。 小柄でずんぐりとしていてボテボテ歩く蛙女。 長く伸ばした前髪の奥に隠れた大きな瞳と大きな口。 誰にも気にも留められず、 荷物を落として難儀していても誰も…

　杉の木に巣を巡らせ、他の虫とは異なる生存方法で呑気に生きてきた蜘蛛男爵。しかし、ある夏の日どうにもその生活が回らなくなってしまう。けれども、諦めること無く蜘蛛男爵は自ら行動し、…

　ギャグ漫画家の道蛙には、女性編集者の塚城このみが付いている。天然な塚城このみは、普段から思わせぶりな言動をして、道蛙を振り回してしまう。 　※直接的な描写はありませんが、若干の…

自分が住んでいる世界が唯一無二だなんて井の中の蛙的な傲慢さは持ち合わせていないが、ハルヒみたいなやつがほかにもいるなんてことを聞かされるとにわかには信じがたい。 となると、ハル…

家庭教師である真里谷潤花（まりやうるか）は、不登校児の子安の家に務めることになった。子安との距離を縮める過程で、ヒントを求めるように過去の記憶を回想していく真里谷。そこで彼女が見…

子猫のゾラはベッドの中でふくれっ面だった。 「早く寝なさい」と叱ったくせに、ママもパパも起きている。 「大人はずるいよ！」 ぶつぶつと文句を言うゾラの前に現れたのは、カエルのジャ…

筆は作家の魂だと誰かが言った。 だから、彼は筆を折ることにした。 ※この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

部活に入れと先生に怒られ部活動見学をすることになった主人公宇津木鈴燈は小学生のとき同じ登校班だった後輩の星宮らんと再会する。陸上部に入ったらんの高校生活は順調そうに見えたがとある…

誰かに愛されたいそう願っていた日和はやっと自分を、自分だけを愛してくれる人物に出会う。だけど彼女の心は彼の愛を受け入れることは出来なかった。 最初は平和なラブコメな感じで 進ん…

自分だけが不幸だと嘆くあなたへ、幸せな人間の不幸な人生を描いた一遍の小説を送ります。 ーー自堕落な生活を送る孝樹は今日も1人で自身の不幸さを思い返し、代わり映えの無い日々を送っ…

廃村巡りが趣味の俺は、夏休みを利用して、遠い廃村までやってきた。 一夜にして村民全員がいなくなったというミステリーのある村の神社で、一人の少女に出会う。 そして、俺はその不思…

井の中の蛙である伊藤の新しい人生。一歩を踏み出せるのか？