「純文芸」を含む小説

即興小説です。少し暗いです。

私は激怒した。 魔王が生まれた。私の土地で── 魔王の誕生に怒りを抱いた「私」は異世界人の勇者を呼び、対抗することに。しかし、勇者の少女は「私」が人を殺す度に涙を流していた。 …

お題と時間制限縛りの短編です。 読みづらいかもしれません。 いずれ膨らませて続きを書くかも。

お題や時間制限など縛りをつけて書いた短編です。 いずれ途中の葛藤を書き直すかもしれません。

　小さい頃、一番最初に覚えた漢字は『雨』だった。 　だからなのか『雲』も『雪』も『電』も、『雨』と付く漢字は全て『雨』と呼ぶのだと思っていた。

短編集『落葉する言の葉たち』からの作品です。どの言の葉たちも分解に時間のかかる作品かとは存じますが、反芻を繰り返し、深く味わっていただければと思います。 ――願わくばどの作品も…

「僕」は毎週金曜日の放課後に東校舎北側の３階踊り場へと向かう。 付き合って一年になる「彼女」の元へと会いに行くためだ。 それが「僕」と「彼女」の取り決めたルールだった。 「彼女…

俺はアリサに恋をした。アリサも俺を好いてくれていた。お互いに好き同士だった。 「もう終わりにしませんか」 だが、そのときが来てしまった。

彼氏の浮気と喫煙の話。

タイトルのまま。気付けばワナビになってから9年も経っていたので、これまでの軌跡について書いていく。どうせなら10年目に書けよという感じだが、思い立ったら吉日というしな。

特に何かあるわけではありません。ただ単に練習作品置き場です。 しかし、駄作を置くことは許されない。これは私のプライドです。 だから、例え練習作品でも、作品の名を冠するというだけで…

一人の少女は思う。 名前は人生を照らす道標だと。 一人の〈最強〉は思う。 名前は二度と離れ離れにならないための命綱だと。 一人の男は思う。 名前はその人に合わせて輝くものだ。…

自分の愛車が故障し、仕方なく亡き父親が使っていた古い車で婚約者・翠を迎えに行く青年・昴。すると、勝手に動き出したカーナビがある目的地へと誘導しようとしていることに気が付く。カーナ…

49日目。最期の最後の夜。 僕は自分の残り香を探しに、今の世界を微睡の中で、この街を走り回って行く。

　君はいつでもここから出れる。 　君はどこにでも行けるんだ。 　だって、君を縛るものはなにもないだろう？ 中国の忌まわしき風習・纏足がテーマの話です。 水滸伝・金瓶梅がベースに…

僕は臆病者だ。 君のことが好きなのに、君に愛を伝えることはおろか、君の前に姿を現すこともできない。 君は、僕のことをどう思っているの？ ＊ オペラ座の怪人のストーリーがベース…

小学校からの啓介、達也、彰、俊光は人生の路頭に迷っている１６歳。酒の力を頼りに逃げる四人がみたものとは・・・

金・友・彼女・仕事、全てを失くした青年長政は、命を投げ出そうと橋の欄干に手を伸ばす。そこで不思議な老人に出会い温かく励ましてもらう。 ただ、文学を書きたかっただけの作者の自己満…

日本に生息する奇妙な海獣『ガランド』と、ガランドが大好きな女の子と、その傍にいた少女の物語。