「疾患」を含む小説

ある日、冬子の整体の店にホームレスの老人がやって来て「飯を食わせてくれ」と言う。冬子が出前を取ると、こんどは「ここで働かせてくれ」と言う。 老人は、自分は鉄拐仙人で導引使いだと言…

脳に神覚野という、神の存在を知覚する部位を持つ人類の話。この人類はレム睡眠中に神覚野が活性化し、けいれん発作を起こしながら神や魂、死後を知覚する。しかし、人口の1%は神覚野に障害…

睡眠時精神没入過剰症という疾患がある。患者は睡眠時に自己の精神世界に過剰に没入してしまい、そこで深い怪我を負えば臓器を痛めたり、昏睡状態に陥って現実に戻れなくなったりするのだ。 …

これは、『私』の三十三年の半生を綴った物語だ――。 『私』は奇妙な家庭に生まれ、ほぼ選択肢のない『必然』を選び、そして発狂する。 幼稚園の記憶から辿って、精神病棟への入院、大学卒…

統合失調症をテーマに現代ドラマを書いています。 “どうしたら、失敗や罪を許されるのか” “病気を抱えどのように生きるのか” が永遠の題材です。 主人公の名前は月菜（つくな）。 …

三田創（さんだはじめ）：20歳の大学生。精神異常と異常性癖の傾向を持っている。全てを悟った19歳の朝、25歳になるまでに死ぬと決めた。 白木原遥歌（しらきばるはるか）：色白で痩せ…

～【　　】した奉仕欲が紡ぐ青春譚～ 倫理観が衰退した精神疾患者（宝石系の魅了持ち）VS数多の不幸を乗り越えたエロゲー主人公（麻薬系の魅了持ち）。 ※真っ当でない高校生による笑い…

言い訳ばかり並べ立てて、本当の闘いに挑まない自分へ。

時は昭和の不況の時代。荻原武則は勤めていた会社が倒産し、自殺を考えた。「自殺菌」なるものを創造することで、何とか自殺をせずに過ごしてきたが、バブルを超えて、さらなる不況が訪れた時…

複数疾患で苦しむ僕は、何とか前向きに前進していたい。 非建設的な話は辞めて、明るい未来を夢見て頑張る精神障がい者の日記。

　不定期連載停止中です。 　面倒な基礎疾患あるから、コロナウイルスが怖くて人多いところ行くのは命がけ……辛いよぉ……。 　挙げ句の果てに現在はカクヨムの活動を停止してます(復…

「分かりました。私、ここを出て行きます」 坂口まひろは自分は信じる相手を間違えたのだと悟ったからそう言った。 さあ、これからどうしよう。そう思った時、彼女に声をかけたのは一匹の犬…

ある日、抑うつ状態の息子を見つけた。 変わった「私」が壊れかけの「彼」と過ごす話。

カクヨム俳句に出す分です。 希死念慮が止まらない私にとって芸能人の方の悲しいニュースは他人ごとではない切実さがあります。

カクヨム短歌に出す分。

当人は発達障害持ちの無職の女です。 同じような方は絶対いるのに、何で誰も声に出さないんだろうと思って。 歩く足を止めたら、終わりだから。 みんなで歩けば怖くないからね。

アルコール依存症の母から産まれ機能不全家族により育てられ 気付けばいつしか自身も精神が侵されてしまう。 逸れてしまった本当の自分を取り戻す事、そして 子どもの時から願ってやまな…

できることはなんでもしてもらった。 でも、許されない事もたくさん言われた。 だから、こじれて他のきょうだいより、その子供は素直じゃなくなった。 本人は正直で素直で真面目でのほほん…

統合失調症当事者のスピーチ原稿。