「猫 野良猫」を含む小説

『ケネス』は野良のキジ猫。真っ黒で傷だらけの野良猫『ベンジル』と仲間の野良猫たちとナワバリを守っていた。だが、ある日、ベンジルが美しい金魚を見つけてしまい……。

都会のビルの隙間にある少し高めの塀の上、そこは猫にしか歩けない奇妙な世界。

　とある村に『狼の森』と呼ばれる森があり、こんな言い伝えがあった。 ――狼の森に入ってはならない。入れば、穢れに魅入られる―― 　親から子へと代々伝えられるそれにより、誰も森…

猛暑の夏、その不可思議な事件は起こった。それは、とある民家で飼われている金魚が突然増えて、しかもまた消えたというのだ。あらぬ疑いをかけられたおれとサイモンは犯人捜しに乗り出すが、…

ある雨の日、獣道将は一匹の白猫にいきなり噛みつかれてしまう。気がついたら彼は黒猫になっていた――！？　好きな子や家族(特に妹)にバレないように頑張ったり、ほかにも事の発端の白猫や…

俺、上本光輝は大学ニ年生。 生まれた年＝彼女居ない歴の冴えないデブだ。 このままでは一生彼女ができないという危機感から、一念発起しダイエットを始めた。 夜の公園をのんびりと歩…

まだ春だというのに、月初めの陽気は夏を想わせるほど暑かった。おれはふと、アイツのことを思い出す。いまも忘れない。それは、きょうと同じくらい暑い、ある夏の日の遠い記憶…… ※…

おれの名前は肉三郎。このあたりじゃ、ちょっとは名の知れた野良猫だ。ある日、割烹料理店から一節の鰹節が消えた。そこで飼われている親友のサイモンが疑われ、激昂した女将さんに店を追い出…

水玉のお話では常連のミケちゃんですが、今回はノンフィクション。 実在の三毛猫ミケちゃんが、主人公です。 Twitterで人気のミケちゃんは、日本だけでなく世界中にファンがいます。…

祖母の残した市松人形、派遣社員をしている私と野良猫の小次郎、それから花屋のちひろ。ちひろには霊感があり、私はだんだんとスピリチュアルな世界へ踏み込んでいく。

町内で起こった野良猫惨殺事件…。 不運にも第一発見者となってしまった猫好き大学生達。 ちょっと罪悪感とちょっとの正義感とちょっとの好奇心から、その犯人を探し始めるが…。

ダンボールが揺り篭だった

私が古い家に住んでいたころ、うちの庭に野良猫たちが住んでいました。

「この税金泥棒が！」 真面目で繊細な青年、山田慎太は、毎朝毎夕、近所の老人から理不尽な罵声を受け続けていた。 自宅に帰っても何も感じない。１２時間後にまた同じ罵声を聞かなければ…

　我が家で飼っている猫について、飼い始めた経緯を短編小説にしたものです。特にこれといって変わった話はないのですが、よろしければご一読下さい。

逝去した祖母の家。友人と掃除がてら来ていた主人公。 祖母は生前から野良猫に餌をやっていて、その日も黒猫がやってきた。 猫に付いて小さな林をくぐると、そこは猫又の世界だった。 歩い…

野良猫のボクは、美しい白猫のヤンに恋をした。 「私に風船持ってきてくれたら、付き合ってあげる！ ただし、5分以内にね！！」 マジで恋する5分前。果たして・・・？

商店街の巨大バルーンアートの中に、どら猫と野良猫が乱入して追いかけっこ！！ バルーンアートに飾られた風船の山がパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパ…