猫、猫又、猫神……様々な猫達が住む世界に誘われた主人公達は、お食事処で料理を手伝う事になる。元々料理が好きな主人公達は、そこで料理の楽しさを知り、現実の世界へと戻って行く。
猫にご飯を作ったり話したり……と、猫好きにはたまらない作品です。
……と、言うのはここまでで、実はこの物語。どれくらい猫の事を知ってるかで、話の質が変わります。
作中で主人公の一人が「ネギがあるけど大丈夫なのか?」と、聞くのですが……
はいそうです。ネギ、セロリ、アルコールは現実世界の猫に食べさせると大変に危険です。
作中で聞いてる所から、ブラックジョークとして書いたのだろうなとは思うけど、それを狙って書いたのなら凄い胆力ですよ。これを書いてる時点で、私は既に作者の術中に嵌まりましたw