「思い出 子供」を含む小説

　がむしゃらに頑張って、領内は平和になった。後は子供に任せて君とゆっくり出来る。 　と思ったのに、一足先に逝ってしまうだなんて。 　 　…さあ、どうしようか。 　ふと、君との…

とある焼き鳥屋店員が目撃した、何でもない塩たれ論争(※ホラー要素はありません) 。 ・・・・・・ーーーー・・・・・・ 『KAC2022』参加作品

お題マラソンも折り返しですね。今回は非常に短い話です。

まだ自分が小学生の時、お祭りに行くと、色とりどりのヒヨコが売られていた。よく買ってもらっていたが、そのほとんどが数日の命だった。ところが、珍しくずっと生き続けた生命力の強いのもい…

ボクこと鶴舞龍太は理不尽な人生に絶望しビルの屋上に立っていた。 最後の瞬間が訪れようとした時、目の前にあったのは見たこともない一軒の料理店。 何でも「思い出の味」に触れることが出…

BGMは是非、飯島真理さんの『愛は流れる』で。 戦争の最大の被害者は、いつだって一般市民。 ……室町～安土桃山の戦国時代は一概にはそうでも無かったか。 因みに、今年88だと全…

　人生を一所懸命走りすぎて、ほんの少し疲れてしまった人の前に「想い出食堂」は現れる。 　「誰かに作ってもらったご飯」「誰かのために作ったご飯」 　「誰かと一緒に食べたあの味」　「…

小さかった時に食べたあの料理。２０年前の記憶をたどりながら料理の味は果たして。

KAC2022参加作品です。お題「二刀流」

時代は昭和から平成へと移り変わったばかり。主人公・野樹咲人は子供の頃、病で聴力を失った。その代わりに「桜の声を聞くことができる」という不思議な能力を得る。咲人はそれを活かして全国…

日本海側の小さな街、舞田市で育った池谷一也。子供の頃の病気によって激しい運動に制限のある彼は、頭を使って生きていけるようにという親の教えを守り、地道な努力を重ね京都大学に入学。あ…

結婚して、子供ができて、家庭を持った茜。 パートが休みの日、少し遠くの街に遊びに行く。そこで再会したのは、茜が高校時代に付き合っていた健太だった。

子供の頃の思い出とか、日々を生きていて感じたこととか、あの日見た景色とか、作者の人生を切り取っていい感じに味付けして放出します。 できるだけ毎日、22時〜23時頃に更新です。

料理を作る時に 子供の笑顔が思い浮かぶ 子供も 大きくなって もう何年かしたら 自立するんだろうな 寂しいけど 私頑張ってきた

子供の頃、友達に抱いていた友情は恋だったのかも知れない。 これは現実の話ではあるが、どこか幻覚のようでもある。 どちらにせよ時間は戻らないし、気持ちは変わらない。

貧乏でつらい暮らしを送る小学生の靖子。放課後、居場所のない彼女は似たような境遇の子供たちとピアノを弾く先生のいる音楽室をたまり場にしている。ある日、みんなで怪談話を始めるのだが、…

捨てた思い出と、忘れた名前と、隠した感情を、海に拾いに行く話し。 「カラのはら」 　たった一通のメールで再会できるかは、僕とあの子の選択だけで決めるべきだった。海で会おう…

何気ない 日常が本当に宝物で 一瞬一瞬 心に焼き付けて どれだけ沢山の思い出が出来るのかな 私は幸せを感じてる

「すごいすごい！ カイリューのキラカード入ってた！」 小学生のわたしは、毎週水曜日に友達のふゆちゃんとゲームカードを買う。 ふたりで「絶対に引こうね」と約束したそのカードは、ふ…

拙作『キミのセカイ』の続編のようなものです。 様々な可能性を秘めた子供達が、のびのびと自分の世界を広げていけますように。