「紙だけに！」を含む小説

私には友達がいません。ひとりもいません。それは学校にほとんど通っていないからです。病気なんだと言われています。詳しいことは分かりませんが日射しにとても弱く、数分浴びるとくらくらし…

詩は、大抵の場合、書いたそばから私の手元を離れていく。 どうしてこんな言葉を書けたのか、今となってはもうわからない。 それでも、誰かに読まれたいと望んでいるのは確かなので。 壜…

友達はずっと友達のままだと思っていた。 友達の頭の上に出てきたフレンドアップデートの通知。 それを押したらもう友達じゃいられなくなるかも？ ↓前回の投稿↓ 『ミニマムボール…

太宰治の小説を愛読する彼女。 と、俺の話。 本屋から珈琲店へ向かうひととき。 珍しく明るいものが書けました。 本を読み始める前に、最後の方をぱらぱらぱらって見ちゃうのは私の癖で…

ジャンル様々な短篇集。5000字前後の物語を増やしていきます。 一話完結なのでどの話から読んでいただいても構いません。

　主人公の高城楓は、陸上部の次期エースと目され周りからも期待されていた人物だった。 　しかし、ある日の練習帰りで心臓が苦しくなり倒れてしまう。 　陸上部としての活動もできない上に…

普段の喧騒とはかけ離れた世界

学校へ来たら、教室の後ろに掲示されている習字の作品が、昨日のものとは変わっていた。 『無我夢中』。 二週間前に書いたものだ。その前は、『小鳥の声』だった。

このお話は杉三たちが松の国にやってくるちょっと前のお話です。杉三たちは登場せず、主人公はてんですが、一応、紙風船、そして瀧へ続いていくため、より理解していただけるようにと思い、掲…

主人公の高城楓は、突然の心臓発作により入院生活が始まった。 いつか死ぬであろうと考え続けていた日々、 そんな中、同じことを考えている女の子と出会った・・・

紙ひこうきと二人の少年の話

小説を書く片手間に、考えたゲームを淡々と紹介していきます。 ただ読むだけでも良し、ルール通りに紙とかで作って友達と遊ぶも良しです。考えたゲーム１としていますが、２以降を書くのかも…

どういうこと？ つまり。。。

紙から剥がれ落ち、連れ去られた“文字”を追いかけ、結良は廊下を駆け抜ける。

紙飛行機技師である父を敵国に暗殺されたという過去を持つ高校生の一機（かずき）は、父の仇を討つため紙飛行機力の向上に励む日々。そんなある日、新しく来た校長先生が紙飛行機部の廃部を言…

紙本シオリは大学附属図書館の司書。 端正なルックスは皆の目をくぎ付けにする。 しかし彼氏はおろか、言い寄る男もいない。 彼女は本に恋した本の虫だった。 そんなシオリに一目惚れ…

石ころでも、神様でも、心が動けば物語を。 無節操に綴る短編集です。 2018/4/28 完結 作品達を読んでくれた方、愛してくれた方、応援してくれた方に心から感謝を。