「病み」を含む小説

　九州北部、某県と某県の狭間、内陸地に位置する地方都市、香ヶ地沢。 　その北端の山間部という、これまた辺境の地に位置する村落、朽無村。 　良く言えば自然に囲まれた、悪く言えば…

村上茜、14歳。母一人子一人のつましい暮らし。心を病み、夜ごと孤独にさいなまれる茜が望む幸せは、ごくささやかなありふれたもの。しかし、そんなささやかな願いは、突如襲いかかってきた…

砂漠の村に住む赤い髪のインティスと、森の国で魔法を習う銀の髪のフェレナード。 二人の関係は赤の他人から始まり、やがて守る者と守られる者に変わっていく。 まだ16歳なのに誰より…

　平凡な高校生『押子(おしこ)』には、誰にも言えない秘密があった。 　彼女が推し活をすると、その相手が必ず、社会的に存在を抹消されてしまうのだ。 　推していたアイドルは大怪我をし…

雨の日は苦手だ。 特に、こんな雨の夜は…… 雨音が語る、今は亡き友の最期の言葉。

共通テストが終わり、二次試験へ向けて精神面を整理するために書きました

前回の「僕の生きる遺書」完結から約半年。 あれから僕はどうなったのか。"僕達"とはどういう意味なのか。To be continued...で終わってしまった前回の後日談です。（読…

私の恋人は病んでいる。しかし、私を愛してくれる可愛い彼女を私は愛している。だから、たとえ命の危機があったとしても私は彼女の隣を離れるつもりはない。 時折病む私の愛しい彼女。今日…

　退屈でつまらない今と未来をもて余す『僕』は、クラスメイトの自殺を切っ掛けに、SＮSで噂の『#あの世希望』というハッシュタグをつけて投稿してしまう。 　そして、興味本位で連絡を取…

　望月ミチルの家族は、事故に遭って死んだ。 　悲しみにくれていたミチルに、どこからか現れた悪魔が甘い声で囁く。 『私なら、家族を蘇らせる』 　ミチルは悪魔と契約し、家族を蘇らせ…

※読んでいて気分が悪くなった場合、すぐさまブラウザバックする事をご推奨いたします。 死にたくても死にきれない高校生の「ボク」はある日、拳銃を拾った。 不定期更新です。

　主人公は高校一年、桜庭拓人(さくらばたくと)。顔は中の上くらいで勉強に関しては、中学の時に県トップになったこともある程出来るが、私立の進学校の入学直前にある出来事がきっかけで、…

～あらすじ～ 人形のような美少女「瑞空紗月(みそら さつき)」に恋をする男子高校生「永井樹(ながい いつき)」。永井側からのアプローチによって二人は親交を深めていき、瑞空の切迫…

人生

家永万由里は無人の屋敷に住まう幽霊である。 屋敷から出られず、毎日食べることができない食事を自分で用意して捨てる毎日を続けここを病みかけていた。 屋敷は幽霊騒動で恐れられて、誰も…

どこまでもかわいいあたしは､恋をする。 なんであの人は振り向いてくれないの？ 晶の華です。 短編を書きました。かなり攻めました。 ぜひ読んでください。

小学生の頃よりイジメにあい続け心が壊れてしまった少年は青年になる頃には感情を失った 病むという感覚は既になくなり、闇が拡がっていった 青年は少年なのか はたまた少年が青年になっ…

短編集です。カクヨムの投稿のデビュー作(？)。全話とも主人公は別人であるという前提でお読みください。最初の二話は｢女子高校生のわたし｣という視点で書かれ、三話目は若干の病み描写あ…

中学の頃、俺は幼馴染に対するいじめを暴力的かつ陰険な手段で解決した。 そのせいでクラスから孤立し幼馴染からも拒絶された俺は、高校入学と同時に奈良を出て西東京にやってきた。 それか…

多様性が認められるようになった今、中学2年生である奥岬 翠は、胸の奥にガラスが刺さっていた。 多様性が認められるようにはなったものの、まだ中学校には性別差別が残っているのだ。…