僕だけの理解者。

よね

Prologue.

突然だけど、君はこの世界がおかしいと思わない?

多様性を求められるようになった今だけど、学校生活はまだまだ差別ばかりだ。

正確に言うと、学校が僕らを縛り付けてるんだ。

学校では、こう習ったよね。

「男女差別、いじめ、その他にも…絶対に差別は駄目だ。」

…って。

でも、実際先生たちもそんなこと言える立場じゃないはずだよ。

例えば…そうだな。僕は性別に悩んでるんだけど、その中でも嫌だったのがこれだよ。

男と女で分けられてしまう体育の授業、宿泊行事とかで個別ではなく、団体で入らされるお風呂。

あと…音楽の授業とかかな。男か女ってだけで、パートが分けられちゃうでしょ?

その一つ一つが全部辛く思える僕に、学校なんて向いてないって思ってた。

実際、コミュニケーションも苦手で、友達も離れていっちゃったしね。

って、これは関係ないかw

これから始まる物語は、僕を救ってくれた人物と、僕が展開させてく物語だよ。

ぜひ楽しんでいってね!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る