「"猿"」を含む小説

あのさ。 いい加減、神に祈るのやめて。 この原始人どもが。

！カクヨムコン7 読者選考突破作品！ 幽霊が見えるエセ占い師・友野とその助手（自称）でオカルト好きの女子大生・渚が、数々の心霊怪奇事件解明に挑む連作ミステリーホラー ※連作なの…

本編は『朝1番に福と富と寿を起こして』 ﾍﾞﾘｰｽﾞｶﾌｪさんにて恋愛ランキング最高21位 エブリスタさんにてスター特典というシステムで読むことが出来る『卒業式の朝、その後に』…

大鋸ヒスイは奇妙な夢を見た。 新幹線に乗っていると、客が次々とサメ映画に襲われて惨たらしく死ぬ夢だ。 ヒスイは『猿夢』という怪談があることを思い出す。あの話も電車の客が惨たらしく…

隔たれた世界からやっと生まれたこの思いで精一杯泣きたい。猿でもガッツ石松でもそれは人間なのだ。あなたの子だ。だから、愛しくなくてもいい。愛しくても親元から離してもいい。小さくなっ…

信長は本能寺で明智の偽旗を掲げた秀吉の手勢に襲撃を受けていた。 そこに明智光秀が助けに入るも信長はすでに深い手傷を負って死を悟り光秀に介錯を頼み本能寺に散った。 その頃秀吉は畿…

かつて、そこらの亀に徒競走による勝負を仕掛けるも、敗北した兎が居た。そして時を同じくして、父親がとある兎に復讐を遂げられ亡くなったために、天涯孤独の身となった狸が居た。それから時…

　品行方正、人当たりが良く、その上勉学、運動共に秀でている完璧な美少女。 そんな彼女がモテない筈もなく、 「好きです！俺と付き合ってください！！」 　彼女は今日もまた放課後の…

つくもの詩集です。 タイトルの由来はお察し(恥) 各話一編の構成です。 複眼＝対象をいろいろな見地から見ること 　　　昆虫の目の方の意味は有名ですね。 詩になっているのかさ…

「よし、強い奴全員ぶっ飛ばそ」 　世界同時接続数ランキング1位の大人気国産MMORPG、『ラスト・アルカディア・オンライン』においてプレイヤー最強の座に君臨する１人、フランは気…

久しぶりの俳句です。 見事な花と、少しコミカルな情景に、心が温かくなれば幸いです。

犬の村に住む、ある程度の人気者のワン太郎は、周囲にハートフルな笑いと、ユーモアを振りまく好青年です。正義感あふれる彼のまわりでは、予想外の出来事が起きてきて、さあ大変！しかし、ダ…

昔話の主人公、桃太郎は人間から産まれ、猿、雉、犬は動物ではなかった。舞台は現代の香港。家政婦が雇われた先の子供に語る、ある秘密の物語。

とある高校を舞台にした、何かありそうで何もない。何もないけど何かあったような。そんな短編集でございます。絶妙に空いた時間、けどあんまりドキドキワクワクしたくはない、そんな時のお供…

六腕三眼、鬼の神（りくわんさんがん、おにのかみ）。 これは、オーガの神である、鬼神（きしん）のお話。 鬼神がお生まれになり、『力』を授かり、六腕三眼の神となる。ついには冥界の王と…

10月1日、25歳の誕生日の夜、一緒に食事に出掛けたのは絵になるくらい見た目の良い“先生”。 口から出てくる言葉は悪く、口に入れられる食べ物は極端に少ない。 34歳になった老人の…

「どんなに賢い猿でも。 　人間の女の子の好感度を稼ぐのは、無理なんじゃないかな……？」 〇 「それが――差なんだよ」

桃からうまれた桃太郎は、死後に見知らぬ世界に転生した。人の姿になった雉に出迎えられ、国を救ってくれと懇願される。猿、犬との再会をへて、今度は鬼大事ではなく魔物退治へ？！