「日常 短編」を含む小説

橘　真には誰にも言えない秘密がある。それは自分がゲイだということと、七年間片思いしている人がいること。そんな秘密を抱えながら、洋菓子店を営んでいる。春になり、いつもシュークリーム…

冬の早朝バイトは辛いです。 多分みんな、寝たい体にムチ打って頑張ってます。 から、どうか天気の神様、朝から雨とか雪とか降らせないでね

ふたりの人間が会話しているときに見える空気の色。 空気の色が見える主人公のクリスマス・イブでのお話。 ※　※　※ 昔noteに執筆した話を加筆修正して投稿しています。

日常にひそむ未来からの驚き―毎話が新しい発見の『未来からのメッセージを受け取った普通の僕』。この30日間のシリーズでは、各話ごとに独自の世界が展開され、日々のルーティンに刺激を与…

いつも視界が霧がかり、色んな境界が曖昧なキリヤ君の毎日は、ほんのり怖くてほんのり優しい？不思議な日常系のお話です。連作短編なのでどこからでも。

大学生の幸生はいつも災難に巻き込まれる。それは自分の名前のせいだと本人は思っているが、幼馴染の朗は自ら災難に飛び込んでいく考えなしの幸生の性格のせいだと思っている。脊髄反射で行動…

藤本悠斗、特に取り柄もない普通の男子高校生。 青空を見上げながら悠斗は思う。 （俺って、いつからこうだったっけ？） 思い返せば、16歳の誕生日を迎えたあの日からだ。 死にかけ…

　その日、風早海音(かぜはや かいと)は人生最大の危機に直面していた。ソープランドからの帰り道に恋人と鉢合わせてしまったのである。 　これはまずい、大変まずい。どうしたらいいのだ…

高校生の黒木と沢田はコンビニでバイトをしていた。 普段は客が少ないはずだが、何故か今日は多い。 おまけに沢田の様子もおかしく、黒木は唖然とするのだが、それが全ての始まりになるとは…

十五歳・中学校三年生の明川結実花は、受験会場へ向かう列車の中で危機に陥っていた。 周りが動いてくれなくてぎっしり詰まった電車から降りられない。こんな理由で会場にたどり着けなかった…

――その花は、きっとあなたの中にも眠っている。ただそっと、いつか訪れる目覚めの時を待つように。 智佳(ともか)は親友のみなみと楽しく日々を過ごしていた。 しかし、或る日教育実習生…

日常の謎というミステリー小説のジャンルがある。でも実際に生きている日常の中で謎に気づくことなんていない。そのことがすごく寂しかった。だから、生活の中のミステリーを探してみた。

これは俺と――お馬鹿な。いや馬鹿。とにかく馬鹿。絶対馬鹿な幼馴染との日常？のお話である。 俺にとっては日常であり。いつもの事なので何も面白いことはない。 なので――俺はなんで記録…

　町の中をふらふらしていた座敷童子の女の子は、ぬらりひょんに勧められて、やっとある家に取り憑く。そこで一人暮らすおじいさんと変わり映えのない毎日を送っていたが、ある冬の日に……。…

主導権争いは冷戦の火蓋を斬って落とす！ 最強？で無双したいにゃんこは主と云う名の神の玉座を勝ち取れるのか？ 肉球に汗握るバトルの行方は如何に!? ↑の煽りとは裏腹の平和な日常を…

遅刻を危機一髪で回避する話。 短編賞創作フェス参加作品：第2回お題「危機一髪」