「ことわざ」を含む小説

片想い歴は2年と少し。想いが通じ合って3週間。 ちょっといい雰囲気になったところで、はじめてのキスを交わすふたり。 だけど、彼女は少しだけ微笑みを返して、呟いた。 「……レモンね…

ことわざで綴る、ある家族の日常。

石橋を叩いて渡る ――用心を重ねて慎重に物事を行うことのたとえ。 　　 　　こわれるはずのない堅固な石の橋を、叩いて安全を確かめた上で渡る意から。 　 　　あまりにも臆病な人や、…

ナンセンス、パロディの世界。

マヌケな動物って可愛いよね。

『運命は二度も起こらない』とは、この物語の世界にあることわざである。意味としては『運命や偶然といったような出会い、出来事は二度も起こらない、だからこそ大事にしていくべきだ』という…

ある日学校の帰りに僕と悪友のトモヒロたちは、クラスの女子たちと遊びに行くことになった。 僕は正直あまり乗り気ではなかったけれど以前から気になっていたチカさんも一緒だったのでつい…

なにもかも、ことわざのせいにしたっていいじゃない。 ミステリーの皮をかぶったサムシング。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 　http:/…

　ホラー、ミステリ、ブラックユーモア、そしてジュブナイル的な要素も入った、少年達の不毛な日常を描く短編小説。 〈あらすじ〉 　悪友二人につき合って偽のUFO動画を作り、某世界的…

原義 「なにげなくかけた情けが、巡り巡って人類を滅ぼすのだからままならないことだ」という意味である。

1月1日。それは、彼女弥倉あおいの命日。 10年目を迎えた僕は、彼女の家族と共に、彼女を想い、ここに記そうと思う。 これは、僕と君の述懐記だ。

「竜の爪は愛を知らず」ということわざがある。 時代を経て神から遠ざかった竜人には、人の愛はなく、ただただ肉欲があるだけ。 竜人の血に苦しむ流緒と沙地の国の女王沙羅との愛の行方は…

「僕」が 「小松さん」と 接触した一年

　『プラシーボ効果』……またの名を『プラセボ』。 　それは世にも不思議な「想い」の力。 　時に人は「思い込む」ことで、様々な事象を引き寄せることがあります。 　「病は気から」…

読書百遍義自ずから見る 　難しい本を一人で何度も読んでいると、誤った理解を真実だと思い込むの意。 　わからないところは良い先生に聞きましょう。 「本ばかり読んでるとバカになるぞ！…

老人は先が短い事を覚悟していた。 そんな老人を見舞う謎の少女。 二人の織り成す、ほんのりと心温まる昔話――

like the cat that stole the cream ということわざから思いついたはいいが猫みたいにぐにゃぐにゃになったショートショートです。

100話完結、を一度したのですが、200話目指してまたアホなこと書いてます。 なので101話「倍々ゲーム」から読んで頂ける危篤な人がいればめちゃ嬉しかったりします。 殴り書いて…

※タイトルが決まりませんので(仮)です メモ魔の新入社員、羽無(はなし)菊夫と上司でものまね師にしている自称「コージー課長」こと工藤口遊とのやりとりを中心に綴ったものです。 工…

以前、某所にて別の作者様が企画した「ことわざ小説」に投稿させていただいていた短編を基本に、短編をこちらに投稿していきます。