「ショートショート文学」を含む小説

写生。首吊りがあった樹を見つめる少女。

顔を洗い続ける父の背中。行旅死亡人の情報が映し出される液晶画面。円陣の中に正座する少女。

細やかに私の引越しを手伝ってくれる男。 アウトレットモールで咲く花に生まれ変わりたいと夢見た男。 二人へ投げ出した「どこでもいい」という言葉。

次から次へと意図不明の選択肢を並べたててくる、自動音声ダイヤルとの不毛な戦い。 そのラストに待つのは……!? ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しておりま…

【コメディです】進化ラボと言うものを友人が立ち上げた。一体何を作っているのか、見学に行く。

ある朝、私は「あれ」を忘れて家を出た。 しかし特に問題はないだろう。「あれ」を忘れたくらいでは。 何せ「あれ」は「あれ」に過ぎないのだし――。 大事な「あれ」を忘れたとある通勤者…

あらゆる物事には「違い」があり、違わないものなど存在しない。 ではその「違い」とは何か。「違い」がわかるとは何か。 わかればわかるほどわからなくなる「違い」の無間道。 ※この作…

きもちのかたち

これからも大切にしていきたいお話が書けました。

トランプの国のスート兄弟は、国を支える重役達。 「傲慢なスペード」 「計算高いダイヤ」 「弱虫なクローバー」 「優しいハート」 スート兄弟は４人兄弟。 ある朝、いるはずのな…

とある料理店のメニューに並ぶのは、いわくありげな料理名ばかり。 それぞれの料理に物語があり、そこから生まれるエモ（感情）がある。 味が感情に宿るのか、感情に味が宿るのか。 グルメ…

【※五分で読めます※】 僕は何もない世界にきてしまった。 見渡す限り何もなくてただただ真っ白なこの世界。 そこで出会ったのは何かを一生懸命に運び続ける小さな生き物。 その小さな…

この眼鏡をかけるとあるものが見える…

僕のストレス発散方法は少し特殊で…

コミュ障の僕が誰もいないプールサイドで不思議な女の子に出会う物語。 ちなみに実際、僕ら夏が嫌い。 ちょっとでもいい所を見つけてみようと思って書きました。

正夢を見ることが出来る少年の想いを寄せる人を守る現代ファンタジー。

いじめられた過去を持つ僕は中学校3年生になって新しい学校へ転入。 始業式が終わり放課後僕は1匹の捨て猫によってある女の子と出会うことになる。 ポラリスとは現在の北極星で、一年中…