「＃欲」を含む小説

SNSについてきみたちはどこまで知っているか？われわれはこのSNS、どこに向かうのかを考えないといけない。 YouTubeやTwitter、インスタグラム、そして「メタバース」こ…

剛燄　強慾　業欲　豪食　強姦　豪悦　業嘘　業欺・・・ しなやかなに腰の上で踊る長い紅髪が、ぶわりと風に舞う。 紅い唇が半開きに成り覇気と共に呪詛が漏れ出る。 一度閉じた瞳が再び、…

「女にさえ生まれていれば、こんな苦労なんてせずにすんだ」 恨み節を残し、顔面ブロブフィッシュと揶揄されすっかり自信を喪失していたうだつが上がらない男、畝原藤四郎はある夏の日に…

近未来、地球は荒廃し、国家は食料と資源を欲した。 無人兵器が進化したことで、領土と資源を求めて安易な戦争が頻発する。 国連は無人兵器禁止条約を発効、戦争には人間の命を欲した。 …

誰でも持っている自己顕示欲。 けれど、本人じゃなきゃそれが自己顕示欲なのか自己表現なのかはわからないでしょう？ あの日彼女がつぶやいた言葉。 「撮られるのは好きだけど、撮る方が…

国宝であるガラスの薔薇に導かれ、王は王妃を探す。 巡り逢えた娘はわけありだが、王はどうしようもなく惹かれ、何よりも誰よりも手元に欲しいと望むー。

渡る世間は変人ばかり。いや、狂人ばかり。 誰もが精一杯馬鹿をやり、誰もが食いきれないほどの欲をかき、誰もが背負いきれないほどの恥をかく。 私の脳髄のネットに引っかかった数々の人間…

魔法技術が粋を極めんという時、研究者たちが次に欲した更なる高みは禁忌の領域だった。 人々の求めてやまない見果てぬ夢、不老不死。 至高の法を巡り、技術も職権も乱用され出す研究所、狂…

（あらすじ） 行方不明の妹を探していた縷希《ルキ》は「縷希くんが7人目で間違いないので、一緒に行きましょう。それに、僕らと居れば妹さんの居場所に辿りつけますよ」と蓮《レン》誘われ…

ニューハーフが、”ところてん”でトランスしている客に後催眠をしておいて死に導く事は可能か、というあり得ないハウダニットを臨床心理士の警察官が謎解きします。 あと、「死への欲動」、…

　七瀬世羅、彼女の家庭環境は悪い部類だった。 　どうしてその選択をしたのか後悔の毎日。続く節約の日々。クソサンと名付けた三人組からの毎日のいじめ。 　人生にうんざりしていた時、ま…

　姉の失踪を機に魔術をやめたレイ。しかし魔術との繋がりを断ち切ることができず、だらだらとオキという中年が営む古書喫茶でバイトをしながら魔術の書籍を読んで過ごす日々。 　ある日、魔…

壁に耳あり障子に目あり。 隠し事は誰がどこで見聞きしてるかわからなくて、バレてしまう恐れがある。だから気をつけないといけない。 そういう戒めを説いたことわざ。 これはなんとも言…

この世界には死して強い未練を残した人間が欲死人になる。 その欲死人を止める存在が欲死人対策組織その組織には死ぬ前から欲死人の能力を使えるもの達もいる。 主人公である冬夜光(とうや…

　その魂は他者を「魅了」する。 　理性を蠱惑的にくすぐり招き寄せる。 　同性でさえ惹き付けられそうな薫りに異性は抗えようもない。 　その者を視線に捉えたが最後、逃げられようもない…

親に棄てられ、愛を知らずに育った二人の少女。 悲しい夜はもう、過ごしたくなくて。 ただ、心の飢えを埋めてほしかった。 幼き日――二人の少女は静かに誓い合う。 ――という建前…

二つの出版社からの書評　『壬生浪ふたり・俄狂言「恋語り」』 まず二つの出版社からの書評・・・・ ● 時代設定も舞台も、それぞれ異なる３つの恋愛 物語。 前回応募作の「白蛇抄」…

　大企業の御曹司である、春原蓮夜は不自由さを欲していた。 　何もかもを与えられる環境、望まない政略結婚、媚び諂う周囲の人間。そんな環境の中で育っていった蓮夜は、日常をつまらないと…

友達から恋人へ───身も心も結ばれた上原と保は、その関係をノロケ全開で満喫していた。 意外にも独占欲の強い上原に毎日これでもかと愛されてた保だけど…やっぱりどこか自信が持てなくて…