「映像はない。」を含む小説

　大きな傘のように広がった枝の内側で、木の幹を囲むように皆がデスクを並べている。 　その幹には豆がつたをからませて育っていて、さらにその周囲を覆うように目線の少し上から床まで噴き…

人を辞める選択をした兄の許へ、血のつながらない人間の弟がやってくる。 伝奇風現代ファンタジー。ボイスブック用脚本スタイル作品＆フリー台本。 個人的観点からのパフォーマンス難易度：…

１９９５年４月ごろに書いた詩です。 最近ではないですが、（２４年前ですね。）でも、変わらずこう思います。 映像ではなくて、肌で感じることができればいいんですが・・・・・

とある大学生、佐藤克也（さとうかつや）には、「運命の赤い糸」ならぬ、「運命の青い糸」が見える。これは、運命の赤い糸とは逆に、恋人たちが別れる運命であることを示すものだ。（また、…

夏。その言葉に皆さんは何を思い浮かべるだろうか。 　暑さ際立つ季節？サンサンと照り付ける太陽？あれは悪意しかないと思う。海、川、山、ビキニギャルにバーベキュー。夏祭りや花火大会…

声　耳 どうして、こんなものがあるのか。 こんなものがあるからいけないんだ。 「約束したじゃん！！！嘘つき！！！。」 「これ前言ったよね？どうして覚えてないの？」 …

ややダークな異世界・現代間のトランスファンタジー。読み上げ用として制作した作品なので若干台詞が説明臭く、そのわりに地の文が長めでちゃんとした脚本形式にはなっていませんが、それでよ…

ともに仕事をした縁で、演出家・映像作家の乾氏の家に招かれることになった。昆虫や動植物の標本の収集家である彼は、ふとした拍子に同居していた家族との不和について口にした。

読者の頭に、映像を直接送るには。。。とかを考えながら書いたものです。 マンガを読むように文章が読めたら面白いかなぁと思って書きました。 狙い通りになっていればいいんですが。。。

俺は支援AIを使いながらカクヨムで小説を書いている。 でも、ちっとも数字が増えない。 もっと映像や音声をミックスして人目を引けないか。 そうしたら支援AIが絡んできやがった。 …

将来やりたい事もこれと言ってなく、毎日を何となく過ごしていた結(ゆう)。 ある日海で死にかけた結は、死神だと名乗る男に出逢う。 不思議な空間で、様々な記憶の映像を見て、最後に…

　霞ヶ浦学園に通う大学生の鹿島亜美は、幼馴染の大宮霞と一緒に新しいサークル、「ゲームサークル」を立ち上げる。メンバーも増え、フルダイブVRゲームの一つである「Blue Sky S…

小学校の男性教諭２名と女性教諭１名、用務員が１名行方不明になった事件。残された防犯カメラの映像には、奇妙な子供の姿が映っていた…

投稿された心霊映像、という体のコンテンツを見た時に「もしかして本当に投稿する人がちょっとぐらい居たりするのかな」とか思ってしまうんですが、それをネタに勝手に想像して書きました。実…

山の中には、罪深き者たちの魂を鎮め、その御霊が安らかであれと祈る神の使いがいた。 その使いの仕事は、村の民たちの平和を守ることでもあり、 そのために行う「あること」とは…… 　…

小説では前書き、序章、プロローグといった呼ばれ方をする冒頭のあのパート。 映像映えを意識したようなweb小説界隈では、映像作品をそのまま引用して「アバンタイトル」と呼びたい雰囲…

願望機を探したり、願望機を手に入れてしまったりした人達のお話。 ジャンルはSFとなっていますが、正直SF的な描写はあまりありません。 元々は漫画や映像用に考えていたものを体裁を…

江戸への廻船問屋の末裔として生まれた、塚田守は、特に、 ソロバンが得意。中学でも主席で、都立国立高校から 東京大学工学部に合格した。しかし、大学１年の時に頭に 激痛が走り、医者の…

女の子が空から落ちてくる話じゃなくて、空から落ちてくる女の子の話。 ↓あらすじ（ネタバレ注意！） 深い眠りから目覚めた「私」は自分が高度何千メートルかの上空から落下している…

たぶん地球、たぶん未来。 海と大地が鋼に覆われてしまった世界。 執行代理人の少女・柊はある一つの仕事を受ける。 何年か前に映像か漫画用に書いたプロット。