「学園 短編」を含む小説

こちらのお話は三題噺のお題メーカー様に出していただいた三つのお題、「晴れ」「風船」「バカな記憶」を使って書かせていただきました。 空を飛ぶことに憧れる主人公、汗と涙、そしてコバヤ…

【紀伊原高校】（きいはら）一年、木下春樹（きのした　はるき）。 昔から中の良い、同じく紀伊原高校1年の如月菜月（きさらぎ　なつき）が突然ツンデレキャラを卒業して、デレデレし始めた…

最近、手洗い場の石けんがよく無くなる。 誰かが盗んでいるらしいんだけど、石けんなんか盗んでどうするんだろう。 あーあ、補充する俺の身にもなってくれよ……。 小説家になろう・ア…

高校の春休み、僕たちは二人きりで映画を作った。 そんな彼女は女優の世界へと羽ばたいていく……。 卒業までの高校生活を描いた青春ドラマ。 四国新聞読者文芸短編小説、入選作。

こじらせ童貞たちの短編シリーズ。毎回こじらせたのが出てきます。

注意　グロい表現あります。　有名怪談パロディ集です 俺の名は　藤堂　春人。　あだ名はハル。 冴えない高校一年生。 そんな俺にも転機が訪れる。 オカルト部　部長の金髪ギャル　鳳凰…

高3の夏休み、あの教室でボクはカノジョと出会い、一緒に映画を作った…… 　＊ 第57回岐阜市文芸祭短編部門佳作受賞作

発表済みの短編をまとめた短編集【第11弾】です。 ジャンル不問。短編数は21。 新作短編 「ミス・コネクション 第一話 A～D」を追加。 他、エッセンス・エッセイ（part4…

──亡霊は何も言わなかった。ただ、呆然と私の方をじっと見つめ続けている。ふと背筋が凍りついて、水溜りがそこにあるかないかなど気にする余裕もないまま、ローファーでコンクリートを蹴っ…

「ハートレイルの書庫令嬢」と呼ばれている ダリエ・ハートレイルは、ある日婚約者が別の令嬢に「愛している」と言っているのを聞いてしまう。 それから悩みに悩んだダリエは、婚約解消を…

僕には気になる人がいる。 恋愛感情とかそういったものではなく、猫や子どもから目を離せないのと同じような意味で。 一人で口を開けたまま日向ぼっこしていたり、暑さの余り溶けてしまって…

村立山田河中学校、民俗学研究部の箕島先輩はこの学校の十三番目の怪談を作ろうと画策する。 唯一の部員である河方後輩はそれにつきそうことになるが……。 ホラーテイスト気味の、ほっこ…

1987年、新設されたばかりの緑町北高校パソコン部では、校内での知名度を上げるために悪戦苦闘していた。何かインパクトのあるイベントを、ということで思いついたのが、日本ではマイナー…

恐怖中学校で死んだ闇夜ヨルは成仏できずに学校にとどまっていた。 恐怖中学校には不思議と恐怖が集まってくる。 これは浮遊霊になった闇夜ヨルが見た 実際に起きた恐怖事件を…

ギャルにちょっと優しくされたくらいで、僕の心が簡単に靡くわけはない。

八重波浩輝は海岳学園高校へ入学したばかりの一年生。 ここではクラブ活動への参加が必須で、彼もどの部へ入るか悩んでいるが、実はこの主人公、本人も呆れるくらいに臆病。 他人の視線、反…

いたって普通の男子高校生、特波傍（とくなみぼう）は校舎裏に呼び出された。 放課後の校舎裏、目の前には可愛い女の子。 告白のためにあるような状況で、口を開いた女の子は――、 「…

　幼稚園児の頃、遠足に備えて皆で「てるてる坊主」を作った。明日の空を晴らすため、一晩中吊るされた挙句、用が済めば捨てられてしまう。幼心ながら可哀想だと同情したのを思い出す。 「…

片思いしていた「君」をストーキングして、「君」に彼女がいることを知ってしまった「私」は、略奪愛を試みて、より直接的なアプローチに出る。