「紅色」を含む小説

診断メーカーで出てきたお題を使って書いています。 リズは蝶モチーフのランタンに秋の星を飼っている星守り。瞳はくるみ色。飼っている星は人の心の傷を少しだけ癒してくれる。星言葉…

ひょんなことから地球を守るヒーローにスカウトされた健斗。ヒーローの象徴赤いユニフォームを貰えるはずが、未経験だから紅色にされ、しかも新人だからお給料も安い。 先輩たちのような高給…

いつもの部屋。狂気。紅。女。カッター。白濁した死。孤独。種。似姿。幸福。

　校門に降りしきる色素の薄い紅色が、制服の裾にこぼれ落ちる。 　満開の桜並木を通り抜け、晴れ渡った良き日に新たな門出を迎えるものがいた。 　これまでの永い、けれども短い。そんな三…

紅く彩られた記憶が、いまもわたしを埋め尽くし、 伸ばした手は、空を切り続ける。 幻想とのあわいに、いまもわたしは立ち尽くし、 歩んだ足跡は、虚に染まる。

助手席の歩道橋女とのおはなし。 （※少しホラーです）

君を想うと心が痛い。 卒業式の日に待ち合わせた駅のベンチ。君と僕の逃避行が始まるはずだった。 「なぜ君は……」 古典的な駆け落ちを現代風にアレンジした作品です。

『砂時計の街』(全66話)の番外編です。 暖かい風が吹く薄紅色の花々の中、みんなでのんびりわいわい思い出話。 ※本編とリンクしたり、本編を違う目線から見たりしていますので、“本…

さくらんぼがあまり好きではなかった私の話。 おいでませ、山形。

グリムノーツ、ゲームシナリオ応募作品です。 エクスたちが降り立った次の世界で出会ったのは、紅色の変わった衣装姿の子どもだった。｢祟ってやる｣不吉な呟きを実現すべく彼はとある伯爵の…

天空の大地、リベルラーシ。 王子ボリスは人間の姫エルダを見初め、彼女の呪いを解こうとする。 しかし、それを阻止せんとするエルダの父が動き出す。 王子はエルダを救えるのか？ エ…

天空にいちばん近い山、イーヴァ。その頂には、公国を治める大公の城が建つ。 ある夜、その城からドラゴンに乗った少女が飛び立った。 彼女はその身に呪いを背負い、忌まわしき策謀から逃れ…

天築 架 (あまつ かける)♂ Age20 オカルト好きでなければごく普通の大学生、成績も中の上とまぁまぁ、運動は少し苦手 特にオカルトで好きな本は神話生物の本や妖怪のこの世にい…

目が覚めた「ボク」は、空を見上げた。 深い赤の天空に薄紅色の雲が流れていく。 あれ、空ってこんな色だったかな。 どうしてそんなことを思ったのだろう。 そして「ボク」は彼らと出会っ…

小さな、小さな。ポーランディア王国。 隣国のゲルリア帝国に滅ぼされた、今は亡き国。 家族も、友も、皆殺され、二人ぼっちの王国へ化したポーランディア王国。 アレク・ウィーク…