「ジュブナイル SF」を含む小説

『落日』という未曽有の大災害によって、機械文明と生殖能力が失われた近未来世界。 廃ビルの屋上で目覚めた少年・天橋守哉には、それまでの記憶がなかった。 ただ、頭の中で声がする。 …

※本作は『連作短編』という方式を採用しています。 　各章毎に短編としてお楽しみいただけますが、計四章分のストーリーが連なってひとつの大きな物語として完結します。 　第三章<消える…

高校生の良二は相棒のミサ、秋介とともに夏祭りを手伝うことになっていた。準備も一段落した頃、記念として、何気なく撮ってもらった写真に写ったのは、２年前に不幸にもこの世を去った、彼ら…

流浪の技師を自称する青年シエルは、ガルディアンの防衛システムを修理するため、荒野を越えてビブリオの町へと訪れる。道中、戦争が残した負の遺産、自動機械オートマタに命を狙われたシエル…

文明崩壊後の地球。 そこで出会ったニンジャの少年カタナと、 天才少女リーゼの物語。 様変わりした世界。 その果てで、二人は何を見るのか――。 ◆Location＃93…

――全次元・全並行宇宙・全生命体の【管理者】へ。 十八世紀英国の小さな工場長、ウィリアム・グッドマンとその生命をめぐる、 百二十億年におよぶ、ふしぎな御伽話。 2014年に…

◆【謝辞】第1回 カクヨムWeb小説コンテストの読者選考を通過し、最終選考に残りました。本当にありがとうございました！◆ 　高校一年生、二年目。 　タイムリープではない。 　…

　 　少し未来の地球にて──。 　人類の最終的な戦争が始まったイカれた世界で、学徒兵と呼ばれる未成年の兵士達が最終力『認識兵器』を解き放ち、フザケた化け物と嫌な感じの大人達をみ…

カバの汗がおいしかったがために失禁へと至った小学生・関水城戸は、カバを殺そうと心に誓う。入念な準備を済ませ、いざカバ殺し、なるか（ならない）。

大気に充満した粒子機械によって星の全てがネットに覆われた、二十一世紀後半。 粒子機械はヒトに究極の拡張現実を与え――そして戦争を娯楽へと変えた。 鷲崎修二と相棒のイスカは、…

　あの夏の日―――天気予報はたしかに晴れを告げていた。 　夏休みにセンパイと鳴神島を訪れた僕は、打ち上げされることなく廃棄されたロケットを見つけた。そこで出会った少女の名前は、…