「カクヨムコン『短編』」を含む小説

　この世に生きる人類の中で幼馴染の男女で恋愛勝者が複数居たと仮定しよう。 　その中で結婚という人生の墓場に行き着く者が全員なのか？　と、問われると。 　俺は否と答える。 　それ…

軽い気持ちで受診した病院で、余命宣告を受けた。 だから僕は一日だけ、君と恋人になった。

昼食。 それはキャッキャウフフなど出来ない男にとっての戦場である。 つかの間の休息？ 午後への活力？ そんな生易しいものではない。 時間内に飯を喰らい、そして午後の仕事に邁進しな…

雪が降ったことにより、いつもより早めに退社できた。 思い切って外出し、喫茶店に入った。 夢月七海様の同題異話・一月号　年明けこそ鬼笑うに参加させていただきました。 企画URL…

ある朝目覚めたら、世界から人が消えていた。 静まり返った街に一人取り残された僕。止まったままの車や電車。伸び放題の雑草。会社員だった僕は、ある日、一人の少女に出会った。 少女…

　福岡県警察よりかかってきた電話は、父が自宅にて孤独死をしていたというものだった。死後約２ヶ月。 　父と母が離婚きてから一度も会ったことのない父。それでも祖母のため、父の遺体を…

カクヨムコン短編講座と銘打って、集まってきた人間を催眠ガスで一掃してスマホを奪う話です。

――　人が恋するというのは苦痛の始まりだ　―― 気付けばいつも彼女を目で追っていた。 最初は「奇麗な人」とだけ思った。 でもそれは日に日に私の中に入ってくる。 そしていつしか私…

　とある青年と、吸血娘（どらきゅりーな）の道ならぬ……いや、未知ならぬ恋。 「今日からこの街あたしんだからッ」 　──この日、美しいコネルマの街はゾンビが闊歩する街として…

小学2年生の時、母は突然僕の前から姿を消した。僕を捨てた母に聞きたかった事がある。僕のことを愛していたのかどうか。母の死から、さまざまな真実が紐解かれ……

中学生の一華は５人家族。初めてのわんこを迎えることになり、家族みんなは大盛り上がり。みんなで名前をあれこれ考え中。さて、誰の考えた名前が採用されるかな？

李仁と湊音の物語。パートナー協定を組んだ二人の話。短編にギュッと詰め込めました。短編連作です。 まだこれはごく一部の話。 こんな二人もいるのよ、と知って欲しい。 カクヨムコン…

「先輩、覚えてますか？」敵との攻防で瀕死の状態のノルンが口にした。セイゴは助けようとするが、目の前で戦友は息絶えてしまう。戦争を終わらせる一手としてベルー石を手にしたセイゴは追手…

　週末の休みに、私はとある絵画展に足を運びました。ただそれだけだったというのに、これほどの音と光を浴びるとは思いもよりませんでした。 ＊カクヨムコン（短編賞）に出すために書い…

「さいとう　みさき」は二人いました。 でも今は一人での活動に戻りました。 理由は「妻は緑内障を煩わせた」からです。 だってこのままじゃ目が見えなくなってしまうから。 だから私は……

【カクヨムコン短編中間選考突破！】 ブラック企業で精神を病み、休職を余儀なくされた主人公・小鳥遊大翔（たかなし ひろと）。 ある日大翔が買い物から帰ると、家に見知らぬ女がいた。 …

転校生はかなりの美少女なのに、いたずら好きで虚言症。そのギャップにクラス全員ドン引き。隣の席の僕になぜかつきまとい……。

「カクヨム」には、プロ作家？　と思えるような書き手さんが沢山いた！ 自分の文章力では、書籍化なんて夢のまた夢。 才能ないし、もう、書くのやめようかな。 そう思っていた私の、「楽…

【カクヨムWeb小説短編賞2021　短編小説部門応募中】 　小学生の快人は、大嫌いな法事に”川遊び”という餌に釣られ、嫌々参加していた。そこで出会った中学生の青年、倫太郎と互い…