「不穏」を含む小説

異世界に勇者として召喚された25歳の文化資料館勤めの男、明日葉千里（アシタバセンリ）。彼は『硝子細工師（マーブルメイカー）』というビー玉を創るだけのスキルを持つがゆえに、勇者失格…

霧の中、道に迷ってしまった市村正樹と佐竹泉の凸凹コンビ。 運良く〝霧隠荘〟なる山荘に辿り着いた二人だが、そこでは不穏な空気が立ちこめていて……。 霧に隠された山荘に集う、様々な思…

ついに魔王城に到達した勇者一行。しかし早々、剣士と魔術師の雰囲気が少し不穏の予感。 なんとか勇者がそれをなだめ、一行は魔王討伐に向かうのだが……。

夜食でも貪るかと深夜にリビングとキッチンを物色する妹と、深夜に甘い（糖分的に）誘惑をする兄のお話です。平穏さとなんか妹の不穏な感情がバニラエッセンスのように効いていたらと思います。

魔界に転生した元日本人（前世でも現世でも女）ですが、ずいぶんと大層な肩書きをたくさん持ってます。魔界の女公爵、王国軍元帥、そして『魔王陛下の幼なじみ』。ええ、とっても美形だけど黄…

――俺に消滅予告が届いた件。 　さて。何処から話すべきか。そうだな……まずは、この世界に降り掛かった不条理から説明しようか。 　世界は未曾有のメモリ不足に陥っていました。 　…

　かつて峰国を襲った大妖魅は、二人の勇士によって封印された。だがひとりは命を落とし、もうひとりだけが生き残った。 　十年後、亡き勇士の息子・虹玉髄は、<騎龍>という特殊部隊のサ…

　ファンタジー小説家でシングルマザーの七瀬美樹は、一人息子の宙夜に自作の寓話、「時計塔に眠る怪人」を話して聞かせている。 　 　そんなある日彼女は、その寓話と一致点が数多く見いだ…

脱法麻薬に手を出した少女はそれまで持っていた現実に対する認識が大きく変わってしまう。 一切は夢か現実か物語なのか、自分とは何なのか、「何か」とは何か。 ファンタジーの魔法を実…

Ｂ県西部の山間部、根津村周辺では、奇祭と名高い「風祭」が毎年行われている。祭の最中に人が消えるという「風流し」の伝承が残るが、それは話の中だけのことだと思われていた。ところが昨年…

【概要】 第１回カクヨムWeb小説コンテスト　ラブコメ部門で読者選考に残りました。入選は逃しましたが応援ありがとうございました。 【あらすじ】 「忘れたらだめ。会長は蘭の下僕っ…

　移民惑星アルファメガには、人知れず都市が消えていくという奇妙な噂があった。 　都市消失専任調査官マッケイは巡回保安官に偽装、小都市ルゴへ潜入する。 　しかし、テレパシー匿名通話…

夏休み、毎日通うプールへの道でいつも挨拶を交わすのに、おばあちゃんは僕達の名前を全然覚えてくれない。 そんなある日、おばあちゃんが失踪した。 台風が近づく不穏な空の下、おばあちゃ…

異世界に流された大崎すぐるの日記。 彼は儚くも力強くいきる少女達に心を奪われて、この日々を日記したいと思ったのだ。 あらすじ 毎日冴えずバイトでも失敗を繰り返す、ドジで間抜け…