「だったらいいなあ」を含む小説

ヨースケは人生に疲れ果てていた。 様々なものを失い、振り返れば言い訳だらけの人生だった。そんな彼は、ふと亡き祖母のセリフを思い出す。

言い訳が好きな人っているのかな。 言ってる自分が好きな人は、まあうん、自分と向き合うのをがんばって、とも思うけど、だいたい言ってる自分もモヤモヤするし、言われる人はもっとモヤモヤ…

※2022年9月の作品です。 読んでいただけると幸いです。 いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。 これからも応援よろし…

天気のいい朝、ベランダに出ると、落下中の彼女と目が合った。

幼い頃に来たことがある祖母のいる町。久々に来たので歓迎してもらえると思ったが、祖母は悲しそうに呟いた。約束を破っちゃいけないとあれほど言ったのに、と。

KAC2023第七回お題『いいわけ』参加作品。 依頼は果たすものの手痛い目に合う一党。 頭目である女魔法使いは責から思考のドツボにハマる。 そんな中で見出したのものとは？

占い師『フール』は、一箇所にとどまらずに、世界を旅している。 普通の人がやってくればいいのに、何故か王様や女王様ばかり。悩みや自慢話を聴きながら、美味しい飲み物を振る舞う。

【KAC2023 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2023～】 第7回お題『いいわけ』参加作品

仕事に生きるアラサーOLの隅田川千鶴は、仕事帰りに誘われるように裏路地に入ってしまう。すると突然宵闇に引きずり込まれ、はぐれ者の猫が経営する不思議な食事処『猫の罪深い料理店』に入…

※BLです。 [KAC]お題「いいわけ」 拙作「星の賢者と１等星」の前日譚、というか、サブキャラの過去話というか。 https://kakuyomu.jp/works/168…

男は一人で怒号を浴びせ掛けていた。 目の前には壁がある。その前に女の姿が見えていた。 しかし何かおかしい。さて、男の女の関係は？

「いいわけ」がお題のショートショートです。 登場猫 ココア（黒猫・オス・一歳。素直な甘えん坊猫） マシュマロ（白猫・オス・一歳。素直じゃない、ちょっとお気どり猫） 登場人物…

色々あったけど、今日も私は元気です。

【あなたの顔が嫌い！！】 私、四宮華鈴（しのみやかりん）は十四歳の女子中学生だ。 気になる幼馴染の彼、悠里との関係も一進一退で煮えきらない 状況が続いている。 恒例になった二人…

せっかく7つの話を書くんだから、全部の話がつながってたらいいなって思うじゃないですか。だから無理やりつなげてみました。

席替えをしたと同時に使っていない席を持っていかれた。 隣の席になった子があたしに興味を持つ。 「私、あんたがいい」 価値を揺るがせないでほしかった。

「先輩、今回此処のあらすじ欄空欄で良いっすかね？」 「お、おう、どうした急にメタいな……」 「いや毎回短いながら私と先輩の会話此処に乗っけてるけど、実質本編と此処とでネタを二つ用…

KAC2023への短編、お読みいただきありがとうございました！！ お読みいただきハートやお星さまを押してくださったり、コメントをいただけたり、とてもとても励みになりました！ …

魔法使いに限らず、相手によっては時に方便を交えて目的だけ分かってもらう説明が必要になりますよね、というお話。 いいわけは後でもいい。

――その生贄王子、返品してもいいですか……？ 　その日、予言の魔女メリルの元を訪れたのは、銅色の髪と金の瞳、端正な容姿ながらも不遜な態度の第三王子デュークだった。 　メリルは、…