「＃死」を含む小説

これは今よりも遥か昔の話。 武蔵野ノ国の東と西にはそれぞれ王様がいました。 一人はとても優しい王。一人はとても残酷な王。 残酷な王様は部下に命令します、 「西の国の民を殺…

性行為を主な感染ルートとする新型ウイルス「マインド・ボム（精神爆発）」（通称MB） 感染者は精神に破綻を来たし、やがては死に至る・・・ 警官、殺し屋、ゲイ、娼婦・・・ それぞれの…

くだらない日々は浄化だ、浄化。狂気に満ちた私。凶器を持つ僕。夢で会える私。ゴミ人間の僕。『死』という普遍的な線の上に僕らは立たされている。それも忘れて謳歌する。忘れるな。僕らのゴ…

東の果ての島国で長い、長い時を生き続けてきた吸血鬼バルトロ。 彼の生は襲い掛かって来る者たちとの戦いばかりだったが、やがて人と結ばれ家族を持つことになる。 子供にも恵まれ穏やかな…

大陸北部一帯を焦土と化したバイール戦争から三十年。戦後処理しようにも賠償させる国がなく、平和は訪れなかった。ゆえに大陸のいたるところで戦いの火種がくすぶっており、様々な勢力が…

300文字のショートショートです。 お暇な時にどうぞ。

私は酔っ払って綱渡りのロープから落ちたピエロである。幸い命はあったが脳出血で大脳をやられて脳障害が残った。リハビリで歩行と思考はできるようになったが社会からキャストアウトされて漫…

成長や余暇などといった時間をディストピアに極限まで奪われた状態で、人間は自分の人生に意味を見出す余地を持ちうるのだろうか。 あるいは、痛みがなくすぐ生まれ変わることができるなら、…

依存していない人など誰一人としていない。

『神獣』を持たず、戦う事もできない『役立たずのエリオット』 仲間からそう呼ばれていた少年エリオットは、それでも相棒と呼んでくれていたはずの少年に刺され、魔物の元に置き去りにされる…

　魔法と科学、どちらも溢れる地下都市にて。 　空も出口もない薄呆けたその町で、猛城セロは探偵をしていた。 　家族の仇。史上最強の剣士だった父をも殺した“天使”を倒すために。 　天…

とあるプログラムによって自分が物語の登場人物になり作り上げていく話。 安楽死が合法化された。 それは死後プログラムが作られたからである。 主人公は何も聞かずにプログラムを適用し、…

職場でのパワハラに耐えきれなくなった代永昇平は、会社の屋上から飛び降りた。昇平が目が覚めた場所は、辺り一面真っ白な世界だった。そんな世界にポツンと立つ喫茶店「彼の始まり」のマスタ…

博士から生み出された殺人ドールの話

昔の友人が同居人の女性と心中したらしいと聞き、色々考える話です。 第十九回殺伐感情戦線、お題「幸福」に参加させて頂いた作品です。

【2020年6月30日（火）発売！】 店主の急死により、閉店フェアをすることになった幸本書店。そこに現れたのは、故人の遺言により幸本書店のすべての本を任されたという都会から来た…

　死の香り漂うダンジョン、そこにはその日を生きるために危険を顧みず魔物を狩る探索者たち。 　そんな彼らを援助するのは、ダンジョンの中に構えられた救命救急病院。 　そこにはたった一…

その天界と繋がる瞬間を目指して、彼らは。 ロックバンドと青春。 死と再生。 異世界とのシンクロ。

400文字程度 一瞬で読めますので、あらすじは書かないでおきます。 この文字数で大丈夫？と思うかもしれませんが、 最大限にはしょって大切なとこのみで構成しております暇でしたらお読…