「ショート・ショート」を含む小説

休日の昼下がり。俺が別れ話を切り出した途端、彼女はふいに泣き出した。「どうして」「他に好きな人ができたの」「私になにか悪いところがあったの」。そう、という訳ではない。誓って俺は不…

遠くから山道を登ってくる車に向けて、両手を大きく振る。「すみませ〜ん、すみません！」。男が小さく跳躍のような動きをすると、車は目の前に勢いよく止まった。アスファルトの摩擦音が響き…

「僕」が「君」を起こすだけ。

練習で書いている２０００字以内のショートショートです。 絶望の味。それは人それぞれ異なる意味を持つと思います。 皆さんにとっての”絶望の味”とはなんでしょうか？ 楽しんでい…

「経由地」「おっさん」のキーワードを使った1000文字以内の超短編。 猫も杓子も異世界転生トリップしまくりな昨今、ブラック極まる労働環境の中、めちゃくちゃ頑張ってるワンオペおっさ…

物語のお花を育てるお話。 お花を見るのが好きなちいちゃんはある日『お花の種』を拾いました。さてちいちゃんはどうするのでしょう？

学園の過去を蒸し返す謎のビラ。そして殺人の告発。 最後には殺人予告としてあなたに降りかかる。 この事件はあなたの手に委ねられた。 第29回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画…

　クロノヒョウさんの自主企画 『第29回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』に書き下ろしました。 　テーマは【バラ園未解決事件】 　ジャンルは【SF（すこしふしぎ）×探偵コ…

アールヌーボな時代のフランスの屋敷 勘違いな和風の七夕(・_・?) 関連作品　大正ロマンシズム　２つの恋の行方　 大正時代　生き別れの双子の姉妹　姉は伯爵令嬢に　妹は内気な店…

魔法と見分けがつかないらしい。

本文1000字程度の短いお話です。もし『無条件で褒めてくれるロボット』なんて素晴らしい物が発売されたら幸福で溢れる世界になるに違いありません。

遠い未来。 一人の旅人がふしぎな「図書室」を発見するお話。 拙作「図書室の座敷童」と少しリンクしています。

優しい私のお話。3話構成、全て666字。 ※@rpcrtremoteさまの自主企画、『挑戦状!!』の参加作品です。 「私はため息をついた。なぜなら」で始まり、「私は声をかけた。」…

短くても、物語。2分で読める——ミステリ。

一分と少しで読めます。