七夕 とある仏の屋敷で
のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます
第1話
フランスのパリ
華やかなアールヌーボーの時代(明治から大正時代)
「今日は東洋では七夕とい夏の祭りの日らしいですね♪」
ナッシュは何やら台所でパンを焼きながら
明るい笑みを浮かべて言う
「ああ、何でも
天空の星の川に住む天帝の娘の一人で巫女である織物上手なオリヒメが
隣の国のスケベな男にさらわれて、危ない所を
牛飼いのヒコボシに助けられたが
オリヒメは天帝の娘で巫女
ヒコボシは一介の庶民の牛飼い
結ばれない二人だったが
オリヒメの始まり母親がそっとヒコボシに耳うちしたんだ
一年に一度、神に捧げ物に織り上げた絹を天の川に船を出して
天の川、星の川にそっと沈めて捧げる
その時なら逢瀬(デート)が出来るとね」
「ジェローム様、聞いた話とちょっと違うようですが」
「七色の色の紙で、折り紙をして御祝いするのですよね♪
それに恋する人の住む憧れの土地の方向に向かって
沈黙しながら巨大な海苔巻きを食べる♪」
「海苔巻きは…米はスペインやイタリアから入りますが
海苔は東洋のもので
輸入品が間に合わなかったのでパエリア風にしたご飯を
具材に細長いパンにしました」
恵方巻きの話と・・・七夕(それもかなり違う話)を間違えて聞いたナッシュは
うれしそうに作ったパンを差し出す
「ナッシュ!げ!こんなに長くて巨大なパンかよ!」
「七色の折り紙で部屋も飾り付けしましょうね うふ」
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