「主従」を含む小説

【毎週土曜夜更新/バーサク系少しづつ家族になる日常もの一話完結型連作コメディ】 両親を亡くした金髪赤目の坊ちゃん。 後継者争いには勝てないと誰もが見捨てる中、メイド長ひとりは坊ち…

「いい！？　あんたはねぇ、私が死ねと言ったら死ねばいいのよ！」 「この首輪……お前に似合うと思って、買ってあげたわよ」 「めいりどの！　今日もお綺麗です！」「当たり前じゃない、ふ…

青は幼馴染であるあやめの下僕として、日々わがままな要求に応えている。 二人の関係は、主と従者。 それ以上でもそれ以下であってもいけないのだ。 ※他サイト重複投稿 https:/…

生きるために戦って、消えていった。そんな"誰か"の死の間際。

ファミリーの内部抗争を終結させた吸血鬼のソレッラは、右腕として新たな首領を支えていた。 亡き父の跡を継ぎ首領となった盲目の少女・ヴァニアは「正義」を掲げ、人々を助けるファミリーを…

ローデンシアの王都で男の振りをして沢山の本に囲まれながら働く、言語オタクのアル。五つの言語を使いこなす伝説の賢者《言梯師》に憧れて過ごす日々だけど、近頃どうも王宮のなかがきな臭い…

元帥リヒャルトが国を統治し東西南北の国境を魔女達が守る、魔法と軍事が盛んなリントヴルム共和国。 かの国には、生まれながらに半陰陽の身体と強大な魔力を持つ、一人の美しき魔女がいた…

争いが続き、国は二分している。 幼い頃に少女は、桜の下で少年と出会う。自ら死を願った彼と、再会の約束をした。 やがて西の神宮家を継いだ少女は、敵との戦の陣頭に立ち続ける。 少年と…

第一回こむら川小説大賞参加作です。 2019年内にやるべきだったネタが多分に含まれています。

在位５０年の騎士王プロクス＝ハイキングは、「ロバの騎士様」と呼ばれ、王より下賜された小さな領地で穏やかに過ごしてきた。 周囲は「彼」のことを、引退間際の老騎士だと思っていた。だが…

令嬢リディアにはすべてがあった。しかしそれも今は昔。今年で一八を数えるリディアは、郊外にある小さな屋敷で従者のロビンと共にひっそりと暮らしている。だがそこにかつての婚約者であるジ…

　空に瘴気が広がり、人々は魔王を倒すべく立ち上がる。 　神に選ばれし聖女。 　同じく神に選ばれし勇者。 　あとは世界三国から優秀な魔術師と剣士が選ばれ、一行は魔王討伐に向けて旅立…

離宮には、ちい姫様がいる。身分を奪われ、名を変え、性別さえ騙ったもうひとりの皇子さま。あたしが仕える、美しいひと。

自分を愛してはくれなかった両親の死を機に、その遺産と保険金を食いつぶすように引きこもって悠々自適のニート生活。しかし気がつけば見知らぬ体に変わり、見知らぬ場所に閉じ込められていた…

貧村の少年・マウヤは一五を迎え、神都と呼ばれる地へと赴くことになる。神々が住まう都市で、マウヤは村のためにダラムーニャのクナッハという両性具有の豊穣神の侍者となった。だが村へと帰…

競馬の落馬事故で意識不明となってしまった騎手の町村。 目を覚ますとそこは、馬による、馬のための、馬の王国だった。 彼はそこで、サラブレッドの王様であるキングオベイロンに謁見するこ…

私はミニチュアピンシャーのノイモーント　♀ 人間に化けているふとっちょ猫とふとっちょ犬の家に連れてこられた仔犬だ。 そんな家族の物語。 ノイモーント　ミニチュアピンシャー　♀　…

榊家家老・水尾景直と、直鷹の長兄・水尾直重の謀叛を食い止め、阿久里が戦国大名として家を継いで半年後。 父・榊鷹郷が放置していたままになっていた城の普請に努めていた阿久里は、直鷹の…

小さい頃からお嬢様のお世話をしていたメイド。 お嬢様が成長するに連れ、膨れ上がる感情は抑えられない。

あるところに幼くてかわいそうな魔王がいた。 幼い魔王はたった1人の大事な従者を手放して、たった1人で殺された。 大人になれずに殺された魔王は、生まれ変わったその先で、何よりも愛し…