「実は知ってます」を含む小説

夢月七海さまの自主企画「同題異話・十一月号　　ブックタワーを攻略せよ！」参加作 うん。 キャッチコピーが全て。 あまりに邪悪な存在を知ってしまってこんな掌編になってしまいました…

　オマエ、知っちまったんだろ？はじめて、を……なら…もう、何も考えるな？何も考えなきゃ、あんなの……何回だって、同じだから……！

人とはそれぞれに怪談を幾つか持っているもので御座いますが、私はそんな話を求め、知人の元を廻っている酔狂なる者です。 それもこれも、かくいう私自身が『黄泉から舞い戻った者』に魅せ…

「世界は広くてね、人は生涯をかけても１０も国を渡れないと言われているのを知ってる？」 　美しい灰色の髪は月明かりに照らされていてとても神秘的だった。 「だけど、私は違うわ」 …

音楽をテーマとした物語です。 世界で5本の指に入る程の名門校ほとんど学生が在籍中にプロもしくは楽団、作曲、編曲など音楽関係で食べて行けるをモットーする学校ほぼ100%を誇る音楽学…

前世は日本で超絶貧乏家庭に育った美樹は、ひょんなことから異世界で覚醒。そして姫として生まれ変わっているのを知ったけど、その国は超絶貧乏王国。 美樹は貧乏生活でのノウハウで王国を救…

　水難事故がきっかけで泳げなくなってしまった男子高校生、尾津直嗣(おづなおつぐ)は高校一年生の春休みに両親から明日女の子がホームステイしてくることを突然告げられた。 　次の日。 …

　父の再婚相手は知った顔で……同級生の女の子だった。 　彼女のことを母と呼ぶ。 　そのことについて、抵抗はなかった。

エルフという種族、女という性別、姫という立場に生まれた。 女しか居ない歪な国で生まれた。 母が嫌いなものは、男とニンゲン。 母が私に望むことは、素直で大人を疑わない賢い娘。 …

突如発生した日蝕の後、白昼の空に現われた青い惑星。中学二年生の咲川章子はその巨大惑星の事を既に知っていた。ある小説投稿サイトで予め投稿されていたWEB小説『地球転星』。その虚構と…

『知ってる？雨って神様の涙なんだって。』梅雨のある日の放課後、司書教諭の先生は雨の降っている外を見ながら図書委員の僕にそう言った――――。どうしても動かない先生と生徒という立場の…

.｡ﾟ+..｡ﾟ+. みつけてくれてありがとう .｡ﾟ+..｡ﾟ+ 銀河系の外からやってきた孤独な旅人VTuber、近江アムア（おうみ・あむあ）です！ 地球はわたしにとって12番…

俺は苦しい。何故か？恋は 叶わない そう知ったからだ 今日も“あいつ”は、誰かと笑っている きっと彼氏だ、俺には、憎いけど “あいつ”が笑うなら、それで良いと思った でも── 進…

春街睡蓮に、一通の手紙が届く。 「ジャスミンの紅茶の香水です」 とても不審な手紙。 睡蓮はすぐに、それを捨ててしまったが――。 高校の入学式、夜桜をいう同級生に、声をかけら…

高校二年生の主人公、石本晴仁は両親を事故で亡くし、現在は二十四歳になる姉の木乃香と二人暮らしで、木乃香が働いて晴彦を養っていたが、晴彦は木乃香に想いを寄せており、しかも彼女とは血…

人生を悲観する大学生・御縁司は、同じ大学の先輩・天沢奏の笑みに日々他人と関わる温かみを貰っていた。しかしある日、そんな奏が仲間と結託して憎悪を込めて司を殺そうと計画していたことを…

性格は最弱だけれど魔法は最強！ 主人公ユウトは高校一年生。 高校に進学したものの、ぼっちで陰キャ、クラスになじめず部屋に引きこもりオンラインＲＰＧ漬けの毎日を送っていた。 そん…

主人公、新葉の家の近くに森がある。その森には大きな池と小さな神社があって、水の神、龍神様と家来のカッパたちが祭られているという。 　よく晴れた初夏の夕暮れ、小学五年生になった新葉…

「わたくし時間共有サービス、時刻差20年」の完全版 20年離れた時間の距離を埋められますか？　タイムパラドックスや量子力学でその隙をごりごり埋めるSF。

「友田、今の彼女たちからの好感度を教えてくれ」 「ああ、わかった」 　自称主人公の青野卓哉は、いつもの様に友人の友田義人に尋ねる。ギャルゲーでは時々見かける光景だが、ここに大き…