「ショートショート（？）」を含む小説

「FBI女性捜査官を関連業界の社長が殺害する」。その決定的瞬間のスクープ写真を撮らないかとパパラッチの晴美に匿名の電話が入る。半信半疑で現場で待ち受けたら、何と目前でそれが起きた…

「やった！急いで拾わないと！」声の主は歓喜した。しゃがみ、硬貨を黙々と拾う。

左右均等に結ばれたそれを、二度、三度、おまけに四度。ぎゅっと縛り上げる。足の指をぐにゃりと動かし、親指から小指へ、ウェーブのように唸らせる。そして靴紐を緩める。この繰り返しだ。

部屋に入り込んできた虫 なんとなくうまくいかない毎日 虫の存在を感じながら過ごす

ショートショートです。 忘れっぽいパパと大学受験を控えた息子のおはなし。 大学受験を控えた息子も、忘れっぽいパパの血を引いていました。 困ったパパは、薬品配達業のつてを使ってあ…

座敷わらしならぬ、車童子登場する

　今日も仕事に疲れたわたしは、帰りの電車に乗る。うとうとしながら、他の乗客の会話を聞くとはなしに聞いている。ふと気がつくと——。 　ショートショートです。

10編のショートショートです（ちょっとブラック） 第4話は一番最後に書きます

冬至の別名は「一陽来復」。四字熟語は本当に面白い。漢字か…そうそう、あんなこと、こんなこと、本当にいろいろなことがあった…

家主からの要望に応じて、トラブル対応に向かう不動産管理会社の先輩と後輩。 しかしその物件はいわくつきの事故物件だった。 果たして今回の依頼はどんな内容だったのか……。

男と女は生きている。

軽減税率導入後に起こってしまったとある日常

皆様方、くれぐれもお気を付けください

大切な弟　さみしさ　ひとり このまま生きてゆくんだ、きっと 物思い　抱えてゆくもの