「魔女と王子」を含む小説

昔森の奥でやさしい魔女は一人の王子さまを助けました。 王子さまは魔女に恋をして自分の城につれかえりました。 数年後、王子さまは隣国のお姫さまを好きになってしまいました。

　王が趣味の城内の見回りをしていると、地下牢に見知らぬ娘が裸で放置されていた。慰み者になる寸前でなんとか阻止し、事態を重く捉えた王は、その事実糾明のために裁判を開いた。娘はいわゆ…

「魔女様、どうか私を魔女にしてください」 魔女になって三百年。ほとんど森の奥にある小さな家から出ることなく暮らしてきたルーツィンデの前に現れたのは、女性しかなれない魔女になりた…

幼いターシャは魔女と呼ばれ、従者のレオナルドと二人、当てのない旅路を行く。 新月の夜にだけ逢える、王子様を待ちわびながら。 ※自主企画『聖願心理の魔女魔女☆選手権』の参加作品です。

　王族なのに、魔力なし、勉学も運動もいまいちな王子であるセロは問題を起こしまくってたらい回しにされているメイドのノルンを押しつけられる。 　人の役に立ちたいと願うセロとは正反対…

四つの大国と数ある小国、そして世界平和のため中立を守る魔法教会。 それらを作り上げたのは《始まりの魔女》と呼ばれる一人の女性だった。 《魔女》が封印されてから長い時を経た現在。…

森に住む魔女ライラは五百年もの間、国を滅ぼした石を封じる為に黒猫の姿をした悪魔ペルケレと共に過ごしていた。ある日、目の見えなくなる呪いを掛けられた王子ヘズを拾い、呪いを解くように…

「ねえ、あなたが王子様？」 　夜空に見とれるココに、声が投げられたのはそんな時だった。 まだ幼い王子、ココ。 満月の夜に、ココに会いに来てくれる友達、キンス。 箒に乗って空を飛…

ルルリアナは神によって皇太子であるレオザルトの婚約者となった。 ルルリアナは産まれてすぐに家族から引き離され、神殿でまるで軟禁されたような厳しい生活を強いられていた。 そんなルル…

魔女が呪いをかけました。 これより千年先に生まれた王子によって、この国は滅びるだろう。 それは、荒廃した国を救う為に、王様と魔女がついた嘘。 けれど嘘は、訂正されることのない…

むかしむかし、森に住む若い魔女がおりました。 ある日、カエルの呪いをかけられた王子が訪れて、泣きついてきました。 呪いに解くためには、王子を愛する乙女のキスが必要。 そんな姫…

想いを寄せている王子に咎められて、初恋は終わったと思いきや……。王子と魔女の軽いラブコメ。設定がかなりゆるいです。小説家になろうでも投稿。

　時の魔女の下を訪れた若い騎士。 　自分の行いは正しかったのだろうか？ 　自分の属する帝国は正しかったのだろうか？ 　それを知りたいが故、過去へ行きたいと願い出た。 　そして魔女…

『この国は、物語に毒され過ぎている』 かつての巨大帝国を、滅亡へと追い込んだ美貌の魔女・アクイレギア。 その伝説が色濃く残るカーレンバルト王国には、奇妙な「常識」が根付いていた…

子供の頃に憧れたお姫様の童話をリミックスし、幾分かメロドラマっぽくアレンジしてみました。大人の女性が強引に口説かれるロマンスの雰囲気を楽しめる構成になっています。 ※いかにもな女…

　ビリビンの森に住む見習い魔女のサーシャは寒い冬に日に一人の王子と出会う。国を追い出され、廃嫡となったイワン王子は力のある魔女を探して森にやってきたのだ。 　イワン王子に無理やり…

追われ傷ついた亡国の王子は、森の中に逃げ込んだ。 そして、その月の夜、囚われた異国の魔女と出会い、二人は静かに語り合う。 ※シャルル＝ダ・フールの王国の外伝的なものですが、単体…

王の妃となった魔女は、魔法の鏡を持っていた。 義理の娘である、世界一美しい白雪姫に嫉妬し、鏡と相談の末、森で密かに殺すよう狩人に命令する。 狩人の心は痛み、森に逃がした白雪姫は、…

一人ぼっちだった魔女の話。

魔女の呪いで百年の眠りについた姫君が、王子の愛によって目覚める――そんな触れこみのイベントに、恋人のいない俺は半ば強制的に参加させられた。 なんでイバラが動くんだよ!?　ていう…