「海と人」を含む小説

酸っぱいだけじゃない。 でも、こんなにも甘いものだなんて思わなかった。 こんなにも、この甘さに囚われていくなんて 出逢ったあの日は、思いもしなかった── *.-*.-. …

　明日がある、それは確約されたわけではなくて。突如訪れる終焉に振り回される空と海、二人の瓜二つな青年の物語。

集中力が続かない。家だとダラダラしてしまう。家で小説を書けないへっぽこ作家はネット世界から解脱し、ワークとバケーションを両立すべく東京～九州間を結ぶ長距離フェリーに乗り込む事にし…

社会人になり、退屈ながらも順調な日々を送っていた俺は、突然送られてきた"同窓会のお知らせ"にとまといながらも参加を決めた。 その同窓会が、あの日の想いを呼び起こすきっかけになる…

隕石の落下により、全大陸が水没した地球。 隕石とともに飛来したアカシャと呼ばれる微生物によって汚染された海は、人の心の奥にある劣情を引きずり出す。 シロイルカの中に記憶を移植して…

　群れからはぐれた渡鳥が一羽、風にも抗えず飛んでいた。自分の後に続いて飛ぶ者は誰もいなかった。 　羽根は汚れ、北極星は曇天に隠されて、もはや失うものも飛ぶ理由など無いはずだった。

恋人同士である男性ふたりが冬の海に旅行する話。 (コロナがこの世にやってくる前のお話です)

進歩から取り残された『アナログ』異星人のお馬鹿ライフは続く 遼州人に『法術』と言う能力があることが明らかになった。 だが、そのような大事とは無関係に『特殊な部隊』の面々は、クラ…

ある夏の日。僕は彼女に出会った。僕とは違って夏の日差しのように眩しいくらいに明るく自由な人。 どこか不思議で美しい人だった。だけどもう彼女に会うことはないだろう。

その時代、人々は海と共に生きていた。 （※重複投稿しています）

KAC2021参加作品です。お題「ソロ〇〇」 ソロで海に行きます。でもソロという言葉が似合わない作品になったかもしれません。

義兄が死んだ。残されたのは、義兄の死が受け入れられていない姉と、姪の亜里沙。 義兄の死から一週間経ち、私は亜里沙と海へ向かう。 大切な人の死に、人はどう向き合えばいいのか？を問…

夏のかわいい魔物に釣り上げられた引きこもりのお話です。

ある朝、人身事故で遅延しているというアナウンスが駅に流れた。 迷惑がる人々の中、ある男は自殺を決意する。 くそみてえな世界で、最期をどう迎えるか。

私立中学で生徒会長をしているコガケンは、学校を半年近く休んでいるユズカのことが気にかかっている。 幼馴染のヒロに誘われた地元のハロウィンイベントで、猛スピードで駆けて行くユズカを…

人々のために10年ごとに1人の人間が生贄にされる。そして1人の少女が生贄になる。

自主企画「 [第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ！』」 のために書きました。 なんでもホラーに落とし込もうとしてすみません。楽しゅうございました…。