「お言葉」を含む小説

人は皆、自分だけの宝石を持っている。石守たちとその都度出逢う人の短編シリーズです。 ※不定期更新

こんにちは、貘餌さらです。 ここでは読書記録を書いていきます。 共感のお言葉や新たな解釈、おすすめ本を教えていただけると飛んで喜びます。 堂々とネタバレをするので閲覧注意⚠️

『このたび、一身上の都合により、人界に転生致します』 　天界のへっぽこ社畜である磐長佐久夜〈いわながさくや〉は、過去の出来ごとから前髪で顔を隠しながらも、日々の仕事に励んでいる。…

　急にジョン王子に婚約破棄をされたシェリーは、故郷のステリア王国へと帰ることにした。 　そこで今は騎士団長になっている幼馴染と再開する。 　彼はなぜか女性嫌いと噂になっていたが…

通りすがりに、たまたま見つけて立ち寄った魔法雑貨の店にて、　黄土色のショートヘアに、まるで人形のように美しい紫色の目をした久世理人《くぜりひと》は、吸い寄せられるようにショーケー…

部室で麻雀に興じる男子大学生四名プラス一人による、トリとめのないお喋り。

『今のダンジョンに満足してる？　どうせなら新天地へ移住して、より良いダンジョン暮らしを満喫しようじゃないか！　移住の前に現地を内部見学出来る振興会に参加しよう。各地のダンジョンマ…

ネコを見ていて 「人間の言葉がわかるのかな？」 と思う時がある。 というか、 『多分わかっている』と思う。 そのくらいネコは人間の前で不自然な行動をとる。 本稿は私のおばあちゃ…

書籍版となります、 「ルール・ブルー 異形の祓い屋と魔を喰う殺し屋」が角川ビーンズ文庫さまより【2024年2月1日発売】となっております！ 【最強に尊い！ 「推しメン」原案…

1話（１ページ）に一首＋ひとこと 恋愛成分多めの短歌、BL短歌を投稿していきます。 他サイト（ステキブンゲイ）にも投稿しています。 大学時代に短歌を詠むサークルに所属していて…

花束は人々の想いを繋ぐ。 そんな言葉を信じて、＜高本芽衣＞は東京で花屋を経営している。 その日もいつものように、たくさんの花に囲まれてお客さんを待っていた。 冬の花屋さんで巻き…

高校生の僕は帰宅している途中、背後で靴が落ちたことに気づく。それはどうやら、近くの古いビルから落ちてきたらしい。 カクヨムコン短編賞創作フェスのお題「スタート」「危機一髪」「…

ダンジョンが現れて七十年ほど経った現代日本では、冒険者も立派な職業である。ダンジョンの浅い層でもそれなりに稼げちゃうからさ。 登録したての子や新人冒険者たちには、先輩冒険者たちか…

編集者の元木は、担当するベテラン小説家・大河角蔵に電話口で、執筆依頼をしていた。編集部で決めたお題に沿って掌編を書いてもらうという恒例企画なのだが、元木は殊更慎重になっていた。何…

「兄上がやらかした──」 　その第二王子殿下のお言葉を聞いて、私はもう彼とは過ごせないことを悟りました。 　これまで私たちは共にスペアとして学び、そして共にあり続ける未来を描…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト参加作品につきましては、皆様からの多大な応援を頂戴いたしましたことに厚く御礼を申し上げます。 俳句第二弾は、那智風太郎様の自主企画『月』をテーマ…

愛し愛されることを拗らせ過ぎてわからなくなった女の話。 ※小説家になろうにも投稿していました。

10年ほど前に三田誠広先生の小説教室にて星4つを頂き 『孤独な老人と少女の心温まる物語』というお言葉を頂いた 「鵲橋」を8回以上推敲したものをベースに加筆修正して、 この「かささ…

これより謹みて玉音をお送り申します。 ー注意ー この文章には応援・コメント・レビュー・ブックマーク等はしないで下さい。 わたくしはこの文章に関しては一切コメントをし…

魔法使いの神父様が、俺と私に教えてくれたこと それは、俺が犯した、私への大きな大きな罪だった