「私だけ 恋愛」を含む小説

彼らに抱くこの未曾有の熱量は、ここ数日私の心を粟立たせて静まる気配が無い。それでも尚自身がそんな有り様であると知られぬ様に、この決して悪い物ではないだろう感情をひた隠しながら迎え…

2003年〜2010年(HP内で連載していたものです。ﾉﾝﾌｨｸｼｮﾝ)過去に雑誌で紹介されました。(遠い昔) いつからか居た『私』の中の『あたし』。あたし『モモ』は夜の街を徘徊…

彼女は恋をしていた。十年間ずっと婚約者のことだけを、見つめ続けていた。彼が……無邪気によそ見をするまでは。

タイトルで気になったら来い見たら期待を裏切ることだろう。それがまた面白い

「ねぇ、この手紙の返事さぁ……アンタ書いといてよ」 私の主であるアメリー様の婚約者、第四王子のフレン様は病弱ですでに余命宣告を受けた身だ。 そんなフレン様よりある日、一通の手紙…

別所の自主企画、淡雪様のお題企画『第52回私の短歌で物語を綴って下さい』に参加させて頂いた作品となります。 どうぞ、宜しくお願い致します。 ・今回、物語を書かせて頂いた、テ…

　貴族や富裕層が多く通う異常に授業料が高いその王立学園で、許嫁であるパトリシアは僕に言い放った。 「私、いったんあなたと別れて他の人と付き合ってみようと思うの」 　親が子供の…

人に恋愛感情がわかない女子学生、七海。 仲良しだった男子の高橋に告白され、「普通」になりたくて、好きでもないのにOKしてしまった。 正体のわからない違和感に悩まされるなか、高橋と…

秋になった。スーパーに並ぶお菓子も秋色の新商品ばかり。 ああ、そういえば。あの人も、秋が好きだった。 思い出から始まる墓参りと、私に付いてくる鯨の話。

見知らぬ男に電車から付けられてる？ストーカーだわ逃げなきゃ

※修正中 彼女いるの知ってて好きになってしまった。 女の子を取っ替え引っ替えするの知ってて好きになった。 先輩も彼女も私もみんな、 好きな人を想って狂ってる。

不定期更新。自分の新たな詩の形を模索しています。耽美主義から心象風景へと作風を変化させながらも、根本にある祈りを大切に言葉を紡いでいきたいです。

「いろいろあったけど、私はこう思うんだよね」 ふと考えたこと、思い出したこと…私の心の中にあることを素直に綴ります。 ※不定期更新

「私には、もう仮面は必要ありません」 17世紀、小国アルデンマルクの街で、一人の変わり者の芸術家が光を奏でていた。 誰にも理解されない不思議な装置を作り続ける豪商の息子、ルーカス…

サルディナは、伯爵家の長女として生まれ、王太子の婚約者となったが、王太子は他の女性に心を移す。 彼女はその女性を虐げ、暗殺を謀ったとして身分を剥奪され、辺境へと追放された。 そこ…

　幼なじみの貴子は同じクラスの濱に恋をしている。二人は端から見ていると、まだ付き合っていないのが不思議なくらいの間柄で、外野の私の方がいつもヤキモキしてしまう。だから私は、バレン…

これからの人生は恋愛を捨て、仕事に打ち込むことを決めていた“サキ”は30歳を迎える年、“鬱”で体が言うことを聞かなくなった。 サキは泣く泣く退職、休養して身と心を休めることに。…

家族を失った女の子が、獣人のお姉さんに拾われた話 11/28日　追記 百合描写度は私の作品の中で、1番高くなったかもしれません

蝶よ花よと育てられかわいがられてきた私 　　　パパ？　どうしたの？ 明日香……会社が倒産したんだ 　　　　　え？ パパの会社が、倒産したんだよ――！

聖女を召喚しなければ、この王国を救えない――。 王子である私は、聖女を召喚する場に立ち会うことになった。 先代聖女が作ったこの翻訳魔道具があれば、聖女との意思疎通ができるだろう…