突然ですが私、今現在進行形でストーカーに遭ってます

ワシュウ

第1話 夜道に来をつけて?


電車を降りたところから自宅付近のコンビニまで後ろつけられてます。ぶっちゃけめっちゃ怖い…怖すぎ


最初は通勤時間に見てるオカルト系サイトのせいで"あっこれ見たら呪われる奴かな?お化けが見えた"とか勘違いしてたけど、なんか生きてるっぽい、改札でスマホ落としちゃって拾ってくれた人がなんかヤバかった。


全身黒い服着てて髪もボサボサで、片方の目を髪で隠してる感じ?厨二病みたいな…でもそれリアルでやるとなんか不衛生で汚く見えるよ。

「ありがとうございます」ってスマホ受け取って普通に歩いた



ちょっとスペック書いてく

私は24歳、大学から上京して一人暮らし、そのまま就職した。だいたい18時〜19時まで働いて電車→徒歩で帰宅のルーティン

途中のコンビニかスーパーで晩御飯買って帰る

今日はコンビニに寄った

コンビニを出た所で既視感のある黒い服のボサボサ頭が駐車してある車の影に隠れた所を見た


あれ?駅で見た人かな?何で車の陰に入った?


仮にキタロウとしておく

キタロウが車の陰から顔を出してチラッと目が合った時に向こうもヤバッみたいな目になったのが印象的だった


あれ?コレ、ヤバいの私じゃない?付けられた?もうすぐ家だよ?


コンビニに入り直してキタロウが消えるのを待ってる←イマココ


素知らぬ顔をして雑誌コーナーで小学生以来のジャンプを手に取った、心臓がバックバクしてる


ストーカーかぁ…高校生の頃に電車で痴漢にあったな、小学生の時は露出狂がナニを見せてきたり、大学生の時は別れた彼氏がストーカーになったな

だけど全然知らない赤の他人に後を付けられるのは、知人にされるより恐怖だと知った…まあ元彼も怖かったけど


駐車場にまだいるのが見えた…中々帰らないよキタロウ!


その事を某SNSで愚痴ってるわけだが

「今、現在進行形でストーカーに遭ってます…コンビニに批難してる、今日は早く帰って久々に自炊するつもりだったのに。メンタル削れてやる気も削れた(´Д`)ハァ…」


コメント欄に「大丈夫?警察行きなよ」と心配する声と「男を誘う格好してる女が悪い」とか賛否両論だった

ちなみに私は、自分自身を載せたことはない。たまにあったことを日記のように書く程度で旅行した先の風景とかしか載せてない

更新も週に数回程度、中学の時の友達とかとやり取りあるから続けてる


パッと見で駐車場からキタロウが消えた

店内奥の時計を見たら40分ほど経つ、そろそろ諦めたかな?と店を出ようと出入り口を振り返ったらキタロウ店に入って来てた


心臓が口から出そうってこのことかと。もうね、息の仕方を忘れかけたよ


しかもキタロウ真っ直ぐこっち来る!人間は咄嗟に動けないんだね、頭パニックで足が真っ直ぐ立つ以外の命令を受け付けなかった


「あのっ!あの、あー、あの…ストーカー大丈夫ですか!僕が家まで送ります!」


「え」


「だって、マイちゃんSNSでストーカーに遭ってるって!全然気付きませんでした!僕ずっと見てたのにすいません!」


「え」


もうね「え」しか言えないの。頭の中パニックでお前がストーカーじゃね?とか家まで送ります?いやいや何いってんの逃げ切るよ、巻くから!とかもうぐちゃぐちゃ

この時、店員に助けを求めるとか警察に電話するとか頭に思い浮かばなかった


「あの、僕、も、料理作るの好きなんです!今日は自炊って言ってましたけど、アレですよね、昨日買った鶏肉の!僕も同じの買って昨日食べたんです!美味しかったですよ!」


ひぃ!昨日スーパー寄って帰ったのも知ってる!いつからストーカーしてたの?全然知らなかった…SNSから私の名前知ったの?私アホすぎ


「それで、ストーカーはどいつですか?店内の客は全員入れ替わりましたけど、まさかアイツ?」


指を差す方には風邪かな?って格好の中年男性がカゴを持ってうろうろ


「違います無関係…」


「あーじゃあ…諦めたかな?もう結構時間立つしね。家まで送るよ」


「えっと…あの、あなたが…誰ですか?」


コンビニから出て聞くのが怖かったからここで聞いた


「え?……あの僕、中学の時、同じクラスだった佐久間で…一ヶ月前に偶然駅でばったり会ったから…え?SNSのフォローしてるし、さっきもコメント送って…それで普通に話して…え?」(※「大丈夫?警察―…」のコメント)


キタロウまさかの知り合い!?…佐久間?中2にいたよ知ってる、接点なかったクラスの陰キャってほどじゃない普通のクラスメイト。

席替えで隣になれば挨拶くらいしたかな?


知ってる人だったから急に恐怖が半減した、ホッとした…


もしかして知り合いに会って、たまたま同じ方向だから通勤で何度かすれ違ってただけかな?

それでSNSも知ってたのかな?何年か前の同窓会でSNS始めましたってクラスの子数人に教えたわ(※佐久間が来てたかは覚えてない)


佐久間えっとキヨタカ?キシタニ?下の名前うろ覚え…


「びっくりした、佐久間くん?久しぶりだね…髪伸びたね、背も高くなったし、雰囲気変わって誰だかわからなかったよ。

このフォロワーって佐久間くんだったんだ、中学の同級生が何人かいるけど、顔写真無しでハンドルネームがキラキラな人は誰だか分からないよね」


話しかけたら俯いた顔が笑顔になった

パァーって効果音つくならこんな時かな?とか思った


「あ、うん…えっと、この猫のアイコンは山田でこっちのバイクが藤井だよ」


「へえー、知らなかった。みんなフォローしてくれてたんだね…佐久間くんもこの近くなの?」


「あっえっと駅の反対側、その、あっスーパー行くから遠回りだけど、その…」


「夕方過ぎると安いもんね、私もよく寄るし、もしかして今までもスーパーですれ違ってたりしてた?」


「うん…たまに…」


「全然知らなかったよー、今度は声かけてよ」


「え?」


ストーカーと間違えた事は黙っていよう。

たまたま偶然?だとすると私が恥ずかしいじゃないか!自意識過剰とかじゃないけど、さっきまでは死ぬほど怖かった


「佐久間くんも一人暮らし?地元から離れてるもんね、チアキちゃん、えっと小泉さんも上京してるんだよ、ほらこのアイコンのこれ。大学生の時に1回お茶してって…あっ、スーパー寄る?あそこ9時までだから急いだほうがいいよ」


「え?あ」


「話し込んじゃってゴメンね、スーパー寄るんでしょ?」


「マイちゃんその、ちょっと待ってて」


何やらカバンをゴソゴソしだす佐久間

中から紙袋が出てきた、ちょっとしわくちゃになってて某ブランドのやつっぽい。いつから入ってたの?


「あの、あの…コレ…はいマイちゃんの為に買ったんだ!」


「え?なに?」


「あの、好きです結婚してください」


コンビニで求婚されたよ、久しぶりに会っただけのよく知らない同級生に


紙袋の中は指輪が入ってそうな大きさのプレゼント用にラッピングされ物

この紙袋のロゴは、まさに指輪とか売ってる店だよ…


プチパニック再び!まさか、本当にストーカーだったの?


「SNSでマイちゃんがこの辺りに住んでるの知って、引っ越して来たんだ!転職もして今の会社の社宅が駅の反対側だったから。

ほら2ヶ月前のコメントでスーパーの話し載せたでしょ!あれでこっち側だって分かったんだ!」


「え?…それでこれは何?」


「えっ…だってちゃんと付き合おうって言ったら、今はまだ仕事忙しいから彼氏作らないって…マイちゃんも僕の事が忘れられないからだよね?」


「は?」


「だから、マイちゃんも本当は僕と付き合いたいのにネット上で告白したから……ちゃんとけじめはつけたほうがいいって事だよね?」


「は?何いってんの?けじめ?」

さっきから言ってる事が支離滅裂だわ…


「指輪のサイズ合わなかったらお直し出せるから言って、中に…」「とりあえず、何か分からないけど貰えないから返す……」


「え!気に入らなかった?このブランド好きだって言ってたよね!」


確かに大学生の頃に元彼からもらってたブランドだけど…


「何で知ってんの?日記に書いてないはず」


「窓に反射して写ってた、解析度上げて調べたんだ」ドヤ顔


あ、やっぱりヤバい人だ…「あの…ごめんなさい!いらない帰る!」走ってコンビニを出た


「あっ待って!」


パンプスで走るの辛いっ…けど言ってられない

頑張って走って、アパート前で止まって振り返ったらいなかった


「ハァハァ…巻けた?ふぅー…キャー!」


瞬間移動?先回りされて部屋の前で腕組みして壁にもたれかかっていた…


「あの、もう遅いから…」モジモジ


ひっ…遅いから自分が送ってあげたって事なの?


「ぼ、僕がご飯作るよ」


ニチャァと笑った顔面が狂気に満ちていた


――結果から言うと家に押し入られた。

抵抗虚しく走って帰ったせいで疲れて追い返す力がなかった。震えて全身に力が入らない、最初に反射的に叫んだのに誰も人が出てこない……詰んだ。

と言うか、職場のお局様が女には厳しくて男にイイ顔したがる人だからメンタルが最初からイカれてた


ご飯作ってくれるって言うし、それに戦って勝てる気がしない…逆上して刺されるとか怖い


「ご飯食べたら帰ってね」(※今日は金曜日)


「うん…」


トントン、ジュージュー…(※いい匂いしてきた)


私の家のキッチンに男がいる…よく知らない同級生・ストーカー・コンビニで求婚してきた変態・指輪…


この時の私は疲れてたんだと思う、キタロウ…じゃなくて佐久間くんがご飯作るのをぼんやり眺めてた

「ねぇ何で求婚してきた?私たち中学の頃から喋った事なかったよね?」


「えっ?!……その、中2でクラス替え会った時に最初隣だったの覚えてる?」


「覚えてない」


「……その時、内藤さん、マイちゃんが話しかけてくれたんだ。それからもずっと僕の事見てたでしょ?」


「私が見てたの?」記憶にございません


あっ思い出した!窓際の一番前で隣に佐久間、後ろは不登校の空席…オワタとか思ってた。

あれ?でも休み時間とかは、1年生から友達だった子が不登校の空席に来て話してたから佐久間に話しかけてないよね?


「高校の時も電車で見かけて…」


「佐久間くん高校どこだったの?」


「〇〇高校(※賢い)だったから…帰りたまに同じ電車だったし、覚えてない?」


「私、高校の時は電車で本読んでたから…」


「うん、〇〇シリーズとか推理ものとか読んでたね…僕も全巻揃えたんだ」ドヤ顔


その狂気じみた笑顔が怖い


そして料理中に話しかけてはいけなかった、焦げ臭くなって煙が出てる事に気付いて駆け寄ったら、フライパンがコゲコゲになっていた


熱々フライパンを水につけてはいけない…ブシューっと蒸気が上がる


「熱っ!あつ、ぁっ!」


何かのスープを盛大にこぼした

ビチャッと佐久間の服にかかった


「キャァ!早く脱いで、お風呂に、シャワーして!」


服を脱がせつつ脱衣所に放り込んだ

その時にチラッと見えた腹筋がバッキバキたった……

ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、戦っても勝てない


そして時計を見たら9時20分前…ギリギリスーパーに間に合う


ざっと床だけ片付けてから「ちょっと着替え買ってくるから、ちゃんと火傷冷やしててね」と声をかけて出る


この部屋の前の住人が置いていった自転車を借りてスーパーへ向かい、冷却湿布とパンツとシャツと上下合わせて1000円の激安スエットを買った。ついでに見切り品のお弁当や惣菜も買う


帰ったらお風呂からシャワーの音が消えてシクシク泣く声がする


「佐久間くん?大丈夫?タオルと着替えと湿布置いとくから…ご飯買ってきたから食べよう」


服は洗濯したら近くのコインランドリー持ってけばいいかな(※いつものクセで自宅で洗って乾燥かける)


ガチャッと出てきた佐久間は手に湿布をまいてた。多少同情する


「手だけ?服にもかかってたよね?大丈夫だった?」


「ありがとう…服すぐに脱いだから大丈夫だった」


そしてモサッとした髪をオールバックにしたら、誰おま?

バチクソイケメンが出て来た


※急に照れだす24歳の彼氏なし女子


激安スエットがシマシマで囚人服みたいで、映画のマフィアが刑務所でなんかするドラマみたいにヤバかった(※パニックで支離滅裂)


クッ…キタロウだったくせに!まつ毛長っ…しおらしい顔がまた胸キュンだよ


冷蔵庫の中に酒しか無かった…一人暮らしあるあるだよね?

買ってくればよかったと思いつつ酒をグラスに注ぐ


「とりあえず食べる?ハァー…お腹すいたぁ」


「マイちゃん可愛い…好きになってごめん…僕みたいなの気持ち悪いよね?

マイちゃんごめん…マイちゃんみたいな可愛い子と僕みたいなのやっぱ」「あのさ、その、今日泊まってく?服洗ってるから部屋で乾かせば朝には乾くと思う」


「え?」


俯いてた顔をあげた、その時の佐久間の顔はヤル気満々の期待の眼差しだった。

普通なら引くところだがイケメンがやると何でも許されるね


でもそんな顔で見ないでよ(ちょっと腰が引ける)


「とりあえずカンパーイ」




―――朝チュン


ここは私の部屋で、私の目の前にはなんとバッキバキの筋肉、全裸のイケメンが目の前にいた。そして私も全裸で、あへぇ?指に知らない指輪が…夢じゃ無かった



やっちまった!うぎゃー



ところどころ覚えてる、酒飲んで調子に乗ってバカ女やらかした。あれぇ?そんなお酒弱かった?

でもって約2年ぶりに致したから股がちょっとズキズキ痛い…でもめっちゃ気持ちよかった。体の相性が良いってこう言う事なんだなぁ


などとぼんやり考えていた…


―回想―

「指輪はめてー、ありがとー、ほら病める時もってキャハッ」


佐久間が跪いて指にはめる


「辞めるときも健やかなるときも、死が2人を分かつまで愛し愛され共に生きると誓います…好きです結婚して下さいマイちゃん」


「うん、いいよー。佐久間くん下の名前教えてよー、髪切ればいいのに…あっイケメンがバレたら女豹が群がるわ。そのままでいてね、そのままの君が好きだよクククッ私が水木しげるファンで良かったねー?」


「…タケシだよ。マイちゃんこそ浮気は駄目だからね?他の男と話すのも駄目、エレベーターもできれば使わないで欲しいなぁ?

飲み会なんて絶対に行っちゃ駄目だからね!マイちゃん飲んだらこんな素直で可愛い娘になっちゃうんだ…もう男女関係ない他の人と飲んだら駄目

僕以外と目も合わせないでよ。

他の男の視界に入れたくない、マイちゃん可愛いから取られそう…」


「うちの会社飲み会ないよ、お局様いるからみんな早く帰るしダイジョブだってーふふっ…束縛彼氏だねタケちゃん」


「束縛彼氏は嫌い?」


「ただしイケメンに限る!嫌いじゃないよっキャハッ」


「好きっ、ちゅーしょっか?……チュッチュッ、はいマイちゃん服脱ごうね?」


「んっ…むぅ、ボタン外れないの、佐久間が取って」


「胸触ってもいい?」


「いちいち聞くなよー、童貞か?早くヤレッ…んぁっ」



――回想終了――

「マイちゃんおはよう」


「ひっ…おはようございます昨日は大変申し訳ございませんでした?」


「…何度も気持ちいいって喘いでたのに?」


「朝から下ネタやめてよ(照)…とりあえず服着る?その腹筋ヤバいね鍛えたの?」


「うん、マイちゃん筋肉好きなんだね。もっと見る?ククッ

僕ね…高校の時イジメられてたんだ。学校行くの嫌だったけどマイちゃんに会えるから電車にだけは乗ってた…電車に乗ると足がそのまま学校に向かってたんだ。無事に卒業出来たのはマイちゃんのおかげだよ!

マイちゃん〇〇大学の赤本読んでたからそっち受けるのかと思って勉強と筋トレ頑張ったのに違った」


「推薦で受かってたから…赤本は友達に勉強教える為に部活のOBから借りてたの」


「ハァー…もし電車で僕が話しかけてたらもっと早く付き合えた?」


立って着替えてた私がベッドの佐久間を見下ろす

顔が半分隠れるボサボサ髪だけど中を見た後だからかな、上目遣いの佐久間が可愛く見えて仕方ない


「多分…付き合ってたかもしれないけど、大学生の間に別れてたかもね?…今のほうがタイミングは良いと思うよ」


「中2の時からずっと好きだったんだ、大学の時に他の子と付き合ったけど、それでも忘れられなかった。

同窓会もこっそり見に行ったんだ…参加する勇気は無かったけど電車で張り込みして。

大学卒業して、就職したマイちゃんにおめでとうってスマホ越しに何回も言ったんだ…伝わった?

どこに住んでるのとか、どの電車に乗ってるとか割り出すのに苦労したんだよ(ドヤァ)

一ヶ月前に運命の再会した時は嬉しすぎて狂って壊れるかと思った。君に会えてから毎日が楽しかったんだ…

今はもっと嬉しい、僕の事好きになってくれてありがとう、一生大切にするねマイちゃん」


ひぃー重っ!


「……アリガト、感動しすぎて言葉もないよ」


気持ち悪い重い拗らせストーカーだけどギリギリ、イケメン度の方が上回るかな?

イケメンで腹筋凄くて、あっちの相性も良かったし。うんまあ悪くないかな?


あらっ?

私のスマホが佐久間の横から出て来た……見てたの?ひぇ

返してもらい確認したら男性アドレスが見事に消されてた


「仕事関係は勝手に消さないでくれる?」

お父さんお祖父ちゃん弟まで消えてた…引くわ!


「必要ないよね?」

「家族までは許してよ?」

「昨日から僕が家族だよ?」

「…え?」

「だってマイちゃん僕の事好きだって結婚してってせがんできたよ?僕以外いらないって、気持ち良さそうに…そうだ、証拠の動画撮ったの見る?」


ハメ動画取られてたの?ひぇー…

背筋がゾクゾクと寒くなる、時間差で股からコポッと垂れてくる…まさか?


「中に出したから出来てるかな?僕たちの愛の結晶」

ニチャァと笑った顔は、赤く照れていたけど顔面凶器だった…ひぃ


お風呂に駆け込んでシャワーで洗い流した

鏡を見てさらにドン引き、キスマークやら噛み跡が痛そう、ってか乳首がすれて痛いのこのせいか!

シャワーした事で自分が生臭いのに気付いた

アレの匂いとかヨダレ臭かったのだ…ひぇ


重いヤバい…妊娠させられる?怖っ!本当に出来てたらどうしよう!イヤー!


「ひっ!佐久間くん?」


ドアのスリガラスごしに佐久間が見えた


「僕も入るね、マイちゃん体洗ってあげる」


私の了承を待たずにガチャッと入って来た、逃げられない


「逃さないよ」ニチャァ



――2年後めでたく結婚した




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突然ですが私、今現在進行形でストーカーに遭ってます ワシュウ @kazokuno-uta

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