「王宮」を含む小説

かつて獰猛な竜や魔物から、人々を魔術で守り抜いた宮廷魔術師。 けれど、それもいまは昔のこと。竜も魔物も去った安寧の世にその座についてしまったイオニアスは、己の魔術の使いどころがい…

◆茶うさぎのアリスティアは郊外でお針の仕事を王女に向けて特別に受けていた。 とうとう王宮に呼ばれることになり、銀髪碧眼の気品ある第四王女シャーロットと出会う。 二人は友達になるが…

2022/3/16、アース・スターノベルから発売予定です。 騎士団長ダニエルは退屈していた。武功を上げて出世をしすぎたら、敵が居なくなっていた。というか戦場に立てなくなっていた…

侯爵令嬢である私、エマ・ローリンズは、縁談の話を聞いて喜んでいた。 相手はなんと、この国の第三王子であるウィリアム・ガーヴィー様である。 思わぬ縁談だったけれど、本当に嬉しかった…

王宮直属司書である星藍は「本を喰らう虫」と周りから評されるほどの本好き。 彼女は司書として本と向き合い、そして寄り添う。 この王宮図書館にある本全てを管理し、古くなったものを新し…

　辺境地域出身のアニスは、王宮で開催された『珍味コンテスト』に出品するための料理を作っていた。 　 　果たして王様はアニスの料理を気にいってくれるのか。 　アニスの料理がもたらし…

大きさにも性質にもばらつきのあるカボチャの群れは、どう一級品の料理に仕上げるべきか―― デリツィオーゾの王宮へ、隣国コンパーニョから大小不揃いなカボチャが贈られてきた。 コンパ…

【全１０話】ズタボロ系王子を愛でて美味しいご飯を食べさせる話。 エルフのサンドラは、騙されて借金を背負った結果、気が付いたら国王の側妃になってしまう。 ある日、ボロ雑巾のようにな…

城塞都市デリツィオーゾの王宮では不穏な噂が立っていた。 着任したばかりの若き料理長ラウルが、城から密かに何かを持ち出しているというのだ。 毒見人レナートは独自に調査を行い、不正行…

城塞都市デリツィオーゾの王宮へ突然雇い入れられた、天才料理人ラウル。 だが既にいた宮廷料理人は彼を受け入れず、度重なる嫌がらせを行う。 そんな中、ラウルは「星降りの祈祷」に提供…

「婚約は破棄させてもらう。名ばかりの聖女はこの国に不要だ！　この国から出ていくなりすればいい」 （あらあら、きっと王子がのめりこんでいる踊り子のための婚約破棄でしょうね。王宮の…

御堂桐夜＜みどう きりや＞は、小さなワインバーを営むソムリエだった。しかし、ワインセラーの中に居る時に地震が起こり、セラーが倒壊してしまう。 しかし彼が次に目覚めた時――そこは…

　ストレリチアには国から勇者に選ばれた幼馴染カインがいた。 　二人は恋人同士で、ストレリチアはカインを手助けするために鍛え、旅を共にしていたのだが―― 　道中で仲間になった聖女で…

見習い料理人リューニャは、王宮料理人を目指して修行中。 ただ、普通に料理するのは面倒。 高レベルの魔物の素材を使えば普通の食材で料理するよりも格別に美味しくなるのに。 でも…

「フェール、そなたに国境守備隊への異動を命じる！」 　執事として王女に仕えてきたフェールは、国王から理不尽な理由で国境守備隊に異動させられそうになる。 「王女の頼みを聞けない…

舞台は魔術の世界のメーラ帝国。王宮魔術士を目指して魔術塾に入った女の子ソニタは、そこで唯一無二の友人マユリを得る。しかし帝国が危機に瀕する時、二人の友情にもまた試練が訪れる！！ …

『一言あらすじ』王子に処刑された聖女は気づいたら霊魂になっていたので、聖女の力も使って進化しながら死霊生活を満喫します！まずは人型になって喋りたい。 『ちゃんとしたあらすじ』 …

侯爵令嬢、ビアンカ・レートは、婚約者の王子が現を抜かしていた男爵令嬢殺害の罪で、婚約者の王子の手により断罪されてしまう。 クビに残るのは、ギロチンの刃が触れた感触。 しかし、男…

キッチンカーでクレープ屋を営んでいた川崎あおいは、ある日異世界に召喚された。 錬金術師として扱われたが、錬成対象が食べ物だけだったため、王宮を追い出されたあおい。 あおいは、町外…

私の住む国ラフザールには、昔から稀に異術を持つ人間が生まれる。生まれながらにして持っている人、成長につれて宿す人の2パターンでそれは発覚するらしい。 私の妹は、後者だった。突然…