「音」を含む小説

時は戦国。人間とあやかしが共存する、とある島国の北方に、奥野という国がある。 国主、狭瀬源太郎厚隆（あつたか）の末弟である剛厚（つよあつ）は、心優しく図体の大きな……人食い鬼だ。…

主な登場人物 三津守　千加(みづもり　ちか) 八福　柚津(はちふく　ゆづ) ※プロットなしの思い付きで筆を執るので色々と読みづらいです…

主人公レオは、内向的でありながら優れた言霊の才能を秘めた少年。幼馴染のマヤや獣人のファング、DJのシェリーと共に、闇を振りまくアンデッドリッチの真意を探る旅へ出る。ラップこそが武…

星奏学園に入学した篠宮奏人は、父の形見のギターに秘められた力に目覚める。 楽器型の特殊装備『ソウルギア』を操り、精霊と共に戦う『調律者』としての能力。 クラシックピアニストの天…

少年は電車に乗り込んだ。窓の外に見える風景は現代的だが、その匂いや、忘れられた広告とともに走っている。過去と未来が並走するとき、時代は回りだすのだ。

星降る夜は 君を思ひて

　舞台は異世界「聲（セイ）」という音と言葉が魔法の源となる大陸。 　ここでは、舌や唇の動きを使い、「発音の呪文」を唱えることで、身体や心に影響を与える魔法が使われています。

為政者、囚人、青年、果ては神まで。彼らはどんな思いを持って革命に向き合うのか。 ショパンの『革命のエチュード』にインスピレーションを得た、革命と音をテーマにした暗めの詩集。

先輩たちとの衝突で演劇部を辞めた朱音は、幼馴染の愛美の誘いで映研部に入部する。二人だけで緩く活動していたところ、愛美は突然ゾンビ映画の制作プロジェクトを立案。朱音もキャスティング…

知る人ぞ知る配信者Hikari(登録者3人)。 俗に言う底辺配信者の彼女の元に集まる変態達が数名。 いつものように配信していたHikariはこんな話をする。 人気配信者のサ…

この世の終わりに、神と悪魔の軍勢が果てしなく戦い、ついには神の軍勢は敗れ、地獄の闇の底で蠢く魑魅魍魎が千切れた兵士の死体をむさぼり喰らう夢を浮多郎は見た。 「浮さん、たいそうひど…

放課後の時間。音塚夜（おとつかよる）と過ごす。甘美な時間が大好きだ。 彼女といると、嫌な事を全部忘れる。名塚夕（なつかゆう）は、音塚夜と過ごす。 学校が終わった後の少しの時間を愛…

起床。自宅を出て駅へ、電車に乗って大学へ、講義を終えてアルバイトへ、アルバイトを終えて自宅へ。 特別なことなど何もない一日の終わり……何も起きず終わると思っていた一日の終わり、静…

――何も無い夜。こんなときは夜の音がとても心地よく耳に届く にぎやかな星を捨て、一人孤独な小さな星にすむ少年。 少年はこの星で夜の音を聞くことを愛していた。 そんなある日、少年…

元祖「悪魔の辞典」を著したアンブローズ・ビアス氏に敬意をはらって悪魔とつけていますが、中身には特に毒も悪魔もないと思います。知らんけど。 作者小椋夏己なりに浮かんだ言葉を再定義し…

音はない世界に空気が震える。

10人の男女が「役立たない」異能力を抱えたまま、密室の施設で殺し合いを強要されるデスゲームが開幕。自分の影を1秒だけ操れる高坂宏太や、ジャンプの着地音が楽曲になる宝生ルカなど、奇…

安普請で暮らす中で隣人の音がまったく聞こえない話

心臓に持病がある月原悠は、高校の入学式で金髪の不良少年クルスと出会う。正反対の二人は、困難を乗り換えながら、成長し、互いの思いを確かめ合っていく。だが、二人に残された時間は限られ…