「どこまで」を含む小説

ときどき見る不思議な夢。 夢を見ると”私”は懐かしくどこか切ない気持ちになるのだった。 ある日私は夢に出てくる家と酷似した家を見いつけて……。

世界は2つの大国と未発見地域で構成された世界、エレシウス。 2つの国は常にどこかで戦闘が行われており血と嘆きは絶え間なくどこかで流れていた。 仲間を守るために訓練し、祖国に貢献を…

新見涼18歳、どこにでもいる普通の高校生。 そんな普通の高校生である涼は、下校中に寄ったコンビニで1番くじと出会う。 それは1枚のくじを購入するとラストワン賞の権利を得る絶妙なタ…

　たんていもどき・おんぬきよつるのじけんたん 　 　四年前。死体で作品を作る超凶悪殺人鬼、四家深弦（しのやみつる）の死刑が執行された。しかしそれから二週間も経たないうちに、彼の…

舞台はとある島国、そのどこか別次元に存在する歴史の古い魔法学校には、今年も新たな子供たちが入学してくる。この魔法学校では４つの寮が存在し、子供たちの性格や得意な魔法を考慮した組み…

大正日本に似たどこか。夏の終わりで作家と若者が出会う。　＊2022年配布のペーパー『ひづめだより vol.4』に掲載

僅かな風に乗って大好きなあの人に届いてくれたなら。 辛すぎる気持ちを文字にしてどこかへ飛ばしてしまいたい。 様々な女性の思いを綴る歌詞集。

世界には神々がいて、神々には力があった。人々は力の恩恵を受けながら、日々を生きて暮らしていく。 神々には物語があって、人々はそれを語り継ぐ。 火の神、砂の神、海の神。 数多いる神…

ヒロインにかかわる４組のカップルの「不倫ごっこ」は昔、恋愛を成就できなかった相手と再会するところから始まります。思いを残していた二組の「不倫ごっこ」はそれぞれ進んでいくのですが、…

物語の舞台は、ひとつのシェアハウス。 このシェアハウスに住む住人は、どこか窮屈そう... シェアハウスでの出会いによって人生が変わる、10人の希望の物語。

どこか幻想的な掌編を集めたものです。

ある時を境に、世に超常的な異能を持つ存在が急激にその数を増して行った。 混乱の中で世界各国はその異能への対策、研究を進める中その力を活用する道を模索していった。そして特定の遺…

どこにでもいるばーちゃんだけど、うちのばーちゃんはなんかすごい。80歳を過ぎても、孫の自分より畑仕事が早い。「当たり前のなんてことない日常は、実は当たり前ではない」ことを知ったば…

人は死んだ後に、どこへ行くのか？ まぁ、色々予想は出来るだろう。 結論言うと、人間は死ぬと直ぐには『天国』に行けず、『天界』と『魔界』。ついでに『地獄』に分けられる。 無論。その…

　誰が言い出したか、怪談好きの仲間内で百物語オフ会が企画された。仲間といってもネット上の、顔も見たことのない仲間。 　和やかでどこかうわついた空気の中、さっそく一話目の怪談が始ま…

額に罪科の証である刺青を持つ孤児のハオは、他の人には見えない黒い靄「ユーレイ」が見える。 そんなハオが出会ったのは、ある日村を訪れた二人組。教皇庁から派遣されてきた審問官である、…

幼なじみであるアイといつも一緒にいた。楽しい時間。ささやかだけど、心躍る毎日。平凡な日常はどこまでも続いていくような気がしていた。でも、それは違った。あの日。抜けるような空に見え…

　大型台風が関東に近づいているその日。沙樹はワタルの部屋でひとりで過ごしていた。そのときワタルは哲哉の家で仕事の打ち合わせをしていたからだ。何度も訪れている部屋なのに、今日はどこ…

受験地獄で自分を見失った“空っぽ”な女子高生パクは、自由奔放な女流作家コモリさんと出会う。交流を続けるうちに互いを意識しはじめた2人。女と女の手探りの恋は、果たしてどこへ向かうの…

第二次世界大戦で原爆が落ちた後、その衝撃で地球と異世界は繋がった。 まだ白人黒人差別がバリバリあったアメリカは「耳長とか低身長のオッサンとかいらね！敗戦国の日本が全員預かれや！」…