「泣きたい」を含む小説

【コンテスト応募作品】 産後回復しない身体、終わらない夜泣き、ボロボロの心。 つらい、しんどい、泣きたい。 そんな私の手元にあったのは、赤いきつねでした。

とあるコンサート会場の入場列。 その先頭を占めるガチ勢のうしろには、いったいどのような「勢」が続いているのだろうか？ あらゆる勢力どもが跳梁跋扈する、群雄割拠の行列模様。 ※こ…

【あらすじ】 四十になるある男が、遠縁の幼い女の子を預かることになった。母親の死後に近親者が引き取りを拒否したからだ。女の子はＤＶを受けていたらしく、男のアパートに着いたときには…

年越しの夜、『緑のたぬき』を買うつもりが、『赤いきつね』を買ってしまった父。 テーブルに用意された『赤いきつね』を見て、泣き出す妹。 妹を落ち着かせるために出した父の秘策。 …

『「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト』によせて書きました。

話半分の男は、つまり話二倍の男だ。 男が二倍にした話を、こちらで自動的に半分割り引いて聞く。 これこそが、このマウンティング上等のSNS時代における、真のコミュニケーションなのか…

わさびの詩です。（※重複投稿しています）

新語・流行語大賞の候補語すべてを本文中に使用するという、きわめて不純な動機でのみ書かれたフィクション。 ※この作品はブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。 …

人生は終わらない。終活なんて、やり方次第。元気言葉のサプリメントを２４粒。

俺たちは、ある雨の日の夜に出逢った。 普通の日々を送っていた剣崎焔。焔は、ある日の夜に謎の可憐な少女言ノ葉黎と出逢う。全ては、あの日の夜から始まっていた。逃れることのできなかった…

蜂谷藍斗は神に間違って殺され、間違って魔王に転生させられてしまう。 しかも、以前の魔王というのが世界を支配しかけたほど最強で、いい大人も泣き出すほどの恐怖の存在であった。 そんな…

昔から周囲の評価に不満を持つ少女、禁里　瀬奈は普遍的な人生を送っていた。ある時、社会人となった兄が玄関で泣きながら蹲っているのを見て瀬奈は兄の肩を抱いて慰めた。 どこにでもいるご…

☆登場人物 【新井大地（あらい　だいち）】 宮之原高校３年７組、新井大地です。英会話部です。 俺はまだ髭も生えていないし背も低いので少年に見えますが、高校生です！ 怒ると口を膨…

私には財産は無いけど、宝物があります。 家族です。しんどい時に、そっとカフェラテを買ってくれる娘達。何気なく、部屋にお菓子をダイエットしているので、少し置いていく息子。 必ず家の…

　とある村に『狼の森』と呼ばれる森があり、こんな言い伝えがあった。 ――狼の森に入ってはならない。入れば、穢れに魅入られる―― 　親から子へと代々伝えられるそれにより、誰も森…

悪女ルファーナ・ベリルローズ 人々は彼女をそう呼んだ。 彼女は自分の誕生日に婚約者と自称聖女から祝いの言葉ではなく 婚約破棄を告げられた。 一般の公女なら泣き出して逃げるだ…

　人気者で友達の多い檜葉夏衣斗。 　いつもひとりで本ばかり読んでいる椹木悠太。 　同じクラスなのにほとんど話もしたことのなかった2人は、小学5年生の9月のある日、たまたまバスの中…

【1万PV突破ありがとうございます】 　事故に遭った。目が覚めた。そしたら何故かクラスメイトが恋人になっていた。 　高校二年の夏休み。補習帰りに事故に遭った少年が目を覚ますと…

　バレンタインデー当日。今や時代は国際化（インターナショナル）時代。多様性（ダイバーシティ）を受け入れるのにやぶさかではない時代であれば、乗るしかないそのビッグウェーブに！　とい…