「＃平成」を含む小説

浅草の浅草寺の裏の小劇場。小さな芸能事務所に所属する売れない役者・平田は支配人に毒づかれ、後輩に嫉妬し、バイトで生計を立てていた。未来が見えない平成の終わり。彼は路地裏で一人の老…

平成もまだ十年を迎えぬ1996年。 ままならない心と体を持て余す青年が、運命の出会いを果たす。 そんな人生の一幕を描いた作品です。 ※本作は拙作「日向の窓で、君と」と同一…

鄙びた温泉街に続く道路脇の馬鹿でかい駐車場を有した土産物屋。 トイレ休憩に大型観光バスや家族連れの車が停まる。 ガチャガチャや観光会社の看板がずらりと並ぶタバコ臭く、昭和の終わり…

何も変わらない淡々とした毎日。 独りの少年はある志をもって、いつもの様に学校へ向かった。 そう「革命」という野望を心の中に炎を灯して・・・！

　本日はデートなり、と言うわけで、私はうきうきと待ち合わせの20分前に待ち合わせ場所に着いている。 　捻くれ者の奴が珍しく自分から誘って来たから、何かあるんじゃないかとは思ってい…

　「小説家になろう」にて投稿中の、『平成の騎士団』。ここでは、作中では語られなかった話を書いていきます。 　※基本的には前、後編を投稿しますが、ごく稀に一話完結ものがあります。

東京から千葉へ引っ越すことになったある日、小学生の少女は広い青空にUFOを目撃する。

有名大学を出て、仕事一筋に生きてきた佑希。正社員の職を辞し、派遣として働き始めた恵人。立場の違う2人の、現代の身分差の恋を描く。 ※2019/5/5に星空文庫にて公開した作品を一…

平成という僕が生まれた時代があと1ヶ月で終わる。 本来終わるということは悲しいはずなのに、世間ではなぜかこのことを嬉しそうに言う人や、「平成最後の〇〇」と言う言葉まで流行りだす。…

時は2018年師走の下旬！ 平成最後のクリスマスに一家団欒を楽しむ里井（さとい）ファミリー三名は、 野心家で盗撮犯の悪漢、油上三治（ゆがみみつはる）に狙われてしまう！ 然しそこへ…

苦手なあの子と、二人きりのクリスマス・イブ　／　暗い海を独り越えた彼女が目にした、輝き　／　古びた大衆食堂に、舞い降りた天使とは　／　結末は悲劇でも、それでも彼は幸せだった。 …

コンクールで、演奏した曲から勝手に想像して作った作品です。 ※ミリオタ吹奏楽部員が個人的に解釈した内容です。ご注意下さい。 平成26年、津軽海峡に侵入した潜水艦と最新鋭護衛艦『…

　あの小さな神様は、神様であることに執拗に執着していたけど、それは形だけであって真意ではない。神の真の心意は存在証明だ。神として生まれてきたから神として生きる他に存在を証明して認…

戦後生きることそのものこそが至上のモノとされ、バブル崩壊からデフレ不況に突入、それが常態化し自己責任論が蔓延した平成。 そしてそのまま令和になりそこから十数年後。 生きることを至…

NovelJam2018 山田章博賞受賞作品『その話いつまでしてんだよ』続編 昭和から平成――自粛ムードが最高潮に達した魔の二日間から三十年後。役者を引退したはずの「俺」はベテ…

新皇帝の即位、それは妃狩りの始まりーー 庶民がそれを逃れるすべなど、さっさと結婚してしまう以外なく、出遅れた少女は後宮で下っ端妃として過ごすことになる。 そんな鈍臭い妃の一人…

かつて１日6時間程度ゲームに費やした無駄な時間を形にしてみた 小生がゲームの世界観をいかに踏みにじって来たかの記録でもある

少年は親も家も友人も故郷も、その全てを失った。 全てが終わった彼は何を見て何を感じ、何に出会ったのか？ そしてどこへ向かうのか。 社会に翻弄されながらも生きぬいた。一人の男の青春…

ソーシャルゲームにドハマリ中の書店員女子・志熊野花が勤める向島書店には今日も風変わりな男、古代廻流がやってくる。彼は自称ミステリ小説家であり、昭和臭漂う文豪気取りの平成生まれ。そ…