平成の騎士団〜番外編〜
青原 樹
第0話 七神の新米騎士達
その理由は、創立して三年目、1989年の1月に初めて行われた『戦闘』と呼ばれる、学生達による戦いの中にある。七神中学校のとあるチームが、他を圧倒し、魅了するチームワークを見せて優勝したのだ。
そのチームの名は、『平成の騎士団』。七神中学校の名を世間に知らせたチームである。人々の記憶に強く残り、今や知らない人はいない程有名となった。
あれから30年。『戦闘』において強豪となった七神中学高等学校に、ある少年が入学した。
彼と同じ小学校の出身で、『グローブ』を用いた接近戦が得意な少年、
『弓矢』を使い相手を射抜く、容姿端麗、品行方正な少女、
実家は鍛冶屋で、大型の『ハンマー』を振るう少年、
『
ムチを組み合わせた『
妖刀『
美姫の弟、妹であり、姉に似た『刀』を使う双子、
そして、翔陽と同等の実力を持つ、謎多き『大鎌』使い、
彼らは揃ってチームを作り、『戦闘』に向けて訓練を続けている。そして、様々な出来事を経験していく。
それは日常においても同じ事。どんなに小さな出来事でも、彼らにはよい経験となることがある、のかもしれない。
これは、新たな伝説を刻む少年少女の、ちょっとした日常を描いた物語である。
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