「文学……？」を含む小説

浅海蒼輔の大学の後輩・犬神真偽は、最悪のトラブルメーカーである。彼女が浅海を連れてフィールドワークに向かう先は、ことごとく曰く付きの屋敷だの宿だの因習村だの……とにかくろくな場所…

You Tuber"ブラックベルト"がアップロードした動画「【募集】求ム！ 祠を壊すチャレンジャー！」の再生数は現在3である。

突発性拡張型心筋症。そう診断され、高校3年生の水沢ひかりはホッとしていた。心臓移植なんて希望しない。そう思っていた。彼と一緒に行方不明になるまでは______

山奥にある古びた祠を破壊した若者たちが、そこに眠っていた恐ろしい魔人〈鬼煞夜叉王〉を目覚めさせてしまう。瀕死の老人が止めようとするも、若者たちは嘲笑し、さらなる悲劇を招く。しかし…

アーネスト・ヘミングウェイ が度々やる「全編風景描写のみ」がやってみたくて書いた作品です。 感想お待ちしています。

ドジっ鬼は地獄の下級鬼だ。 ある日、焼肉を奢ってくれた先輩に代わりにレビュー地獄の亡者の評価を担当することになった。 ⭐︎ テーマ『架空 “☆1” レビュー 』 第６回、私立…

深夜に書いた怪文書です 続編的な何か：https://kakuyomu.jp/works/16818093086998809973

めんたる村の妖精シリーズがちょっとだけ帰ってきたよ。 めんたる村の妖精シリーズ第５弾、今回は新キャラの妖精ぶるぶるの物語です。 恐れの妖精ぶるぶるは、怖がりでいつもぶるぶる。 …

「俺」は無事春に昇進して、大手進学塾の塾長になった。五年前の新卒で熱意は消え去り、ご近所から嫌味を言われながら惰性の日々を送っていた。そう水曜日以外は、水曜日になると上の階の自習…

文学部で学びはじめた、うち。

入念にデートの準備をしていたのに、キャンセルの電話が入った。

『祠』を壊した『僕』の前に現れ「死ぬよ。君」と言ってきた『おじさん』。死にたくない『僕』は『おじさん』の言う通り森の奥へと進んでいく── 祠壊から始まるちょっぴり伝奇風短編です。

京都市北区在住。スタイル抜群の音楽家・紗羅（さら）は近所の爾志光（にしひかる）くんが勤めている北大路のスタバに週に１度、通っている。 もうすぐ演奏会。定番のダークモカチップフラペ…

詩に近い。30分で書いたので落書きの文章版みたいなものだと思ってください。

〝さっきはごめん〟今の僕が、指先で伝えられる言葉は…これが、精一杯。悪魔に魂を売って迄、君を堕とした僕なのに……今宵も、僕の魂は…君の魔弾に、射抜かれるんだ……。

いくつかの録音テープがある。1、2、3……再生すると、一人の老女が話始めた。 小学生のとき、中学生のとき…… 彼女が語る話は、どこか夢物語のようで現実味がない。淡々と話す、彼女は…

「魅せるプロローグ第2弾」参加作品

　その娘は…唯、直向(ひたむき)に…唯、只管に…川を遡る舟を、待ち続けた……。御前は…坂の上に咲いた…唯、一輪の花……。