「生きて」を含む小説

20歳になった記念に自分の人生について考えて思い返した時に言葉として残したいと考えたので書きます。気まぐれに書いていくので不定期更新となります。全8話予定です。

人を単一で推し測ることなかれ

かつては何かの意味が有ったらしい「冒険者ランキング」。 しかし、1年前に突如として現われた謎の鎧男が、あまりと言えばあまりな方法でランキング1位となってしまう。 冒険者ギルドはギ…

異世界転生。 カナタ・アゼレアは異世界に転生し、一人の女性に１０年間育てられた。 ただその10年間は地獄のような日々であり、憧れていた異世界転生とは程遠いものであった。 そして…

世界が夜に沈んで何年経ったのかを、正確に知る者はもう誰もいない。 ノーク国・ノクティス地方のある町に住むヒタカは、夜光案内人(やこうあんないにん）を生業にしていた。 ある日、…

私の名前はリベア。 前世は魔王を倒して世界を救ったと言われている勇者ルキアだった。 今でも残る勇者の華々しい英雄談――しかし、そんなのは嘘っぱちだ。 魔王討伐は私にとって地獄でし…

女だけの村だったとこで育った、ちひろ。男だけの村だったところで育った克彦。それぞれお互いを知らずに生きてきたが、まだ、童貞だった克彦に、先輩が、童貞卒業として引き合わせたみきの存…

私の人生にはいつも、とある犬がいた。 その犬にいつも癒されて生きてきた。 けれど、私が社会人として忙しく働き始めた頃、その犬は見かけなくなって……。

生きているとモヤモヤすることが数え切れないくらい発生する。 人の数だけその人たちの考えがあり、言葉がある。 否定も肯定もしない考え方って何だろう。

周囲に合わせ周囲の言う通りに生きてるだけだった。 十年に一度、世界の歪みを正す舞を披露する舞台でいきなり光に包まれたかと思うと、全く知らない世界へ降り立った小林美緒。 ロドの…

浮遊世界ターフ。海や大陸がなく中空を大小さまざまな島が漂いそれらの島の上で人々が生きている世界だ。 そんな世界の島国の一つで生きている探索者（サーチャー）見習いである少年ルーカス…

主人公の黒戸　白は平凡でありたい、平凡であると思っている少年、暴力を嫌い他人が苦しんでいるなら自己犠牲でも助けたいと思う少年だった。 そんな白には実はその内は無意識な強大な力を…

気づいたら異世界にいた私だけど、流れで助けた獣のルナと一緒になんとか生きていた。そんなある日、王様に謁見することになったんだけど、え？　人型になれたの？　こんな美人と毎日くっつい…

ティックトックで実家の画像が550万再生され、励ましの言葉が染みました。 家族の愛情、宗教、ネグレクト、学校、友達、仕事、お金、問題がたくさんあって、何が起きてもおかしくない、腐…

悪い子ぼく。未だふざけた人間のまま、茶化しては臆病に生きている。 この絵本を貸してくれたきみは、こんなぼくをゆるしてはくれないだろう。 今日もお月さまが、ぼくを見ている。

世界の支配者から一転、異世界の底辺に転がり落ちた吸血鬼による、ドタバタコメディ！ 勇者を倒し、世界を統べた吸血鬼の女王「ルナ」。 しかし、うっかり自身の主食である人間を絶滅させ…

　今から四〇〇〇年と少し前。 　世界を照らしているのは造物主ではない事を人々が知り、信じて、〝主なりし光〟と呼び慣らわしてから、七〇〇年の時が流れた。 　その当時、世界を二分…

　生まれて、死ぬまでの間に人は思い出を積み重ねる。 　古い思い出は次第に色褪せて。しあわせな思い出も、そうと気づかんで忘れてまう。 　せやのになんで、思い出を積み重ねるん…