「狭間」を含む小説

ここは日ノ国。現世と常世の狭間一丁目透ノ間町に住む。九尾の狐で半妖の烏庵九十九（からすあんつくも）。 妖・半獣しかお客がこない、アンティークショップを経営する金髪碧眼イケメン店長…

夢の中。真夜中の線路を歩いていたあなたは、天まで届くエレベーターを発見する。興味本位で乗ってみるも、それは無限に続く墜落事件の始まりで……。 夢の中で見る夢は、真実を置き去りにし…

ある夏の夜、漫画家・やよいの部屋には、やよいの他にアシスタントの楓、編集者の矢田が集まっていた。 締め切りの過ぎた原稿がほとんど出来ていないのだ。 三人は、どうにか描き上げようと…

【※二章以降は一部非公開／2023.2月～】十年前、有馬エルメと弟のメルは、神々と魔法使いが暮らす奇妙で長閑な異世界へと漂着した。 神にも原因がわからないある“異変“の謎を解明す…

カフェ「Anima」でバイトする狭間累に除霊してもらったことをきっかけに幽霊が見えるようになってしまった累の同級生の神宮寺彩。彩は累のバイト兼除霊を手伝いたいと言い出す。 カフェ…

　ほぼ１話完結の読切り系連載です。 　この物語はフィクションであり、実際の『あの世』とは一切関係ありません。 　死んでも死にきれず、この世に留まる人は多い。 　困った『あの世』…

小説家である俺の妻は悩んでいた。 執筆中の子ども向け小説での、キャラクター造形に。 真摯に作品に向き合う妻を愛おしく思いながら、俺は仕事に向かう。 ※この作品は、自主企画『第二…

人が住む国と妖が住む国を隔てるようにして存在する「狭間の森」。そこには白銀色の「胡蝶」が住んでいる。そして、その蝶は何でも願いを叶えてくれる――。その噂を知る者はほとんどいないが…

高校を中退した笹川貴文は、就職先を探すも難航していた。 現実逃避を兼ねて都市伝説の儀式を試していると、気付けば不思議な本が沢山置かれた店の中に。 少年の姿をした店主が誘いを掛ける…

高校の夏休みに友達から面白い店があると聞いた主人公、『土岐　慶一郎』はその店に行ってみる。 その店の名は『身体交換屋』というものだった。 最初は身体交換など出来るはずがないと思っ…

　読みやすいように1話約6000文字かそれ以下になっています。 　 　黄昏時、その校舎に残っていてはいけない。 　ホラー会の超新星と称される小説家の少女、鶴雛翳は、次作のアイ…

妖魔が横行していた戦国時代、大名たちは挙って、妖魔と契約を交わし、終わりの見えない争いが続いていた。時の大名、今川義元は、妖魔の大軍を率いて、京へ向けて出陣した。道すがら、その土…

世界と時の狭間で、あらゆるものの記録を管理している男の子のお話。 ヴィヴィッドでモノトーンで、シャドウでクリア (アドベントカレンダー2021) https://kakuy…

この世界から逃避するため、自殺を考える者の前に突如として現れる謎の男、篠月。 自殺も殺人……どのような形であれ、それは人に迷惑がかかる。 そんな狭間でもがく者たちに「存在を消して…

『ナニが……な、ないぃぃぃ！？　僕、女の子になっちゃったぁ！？』 　突然異世界に転生&性転換した僕。女の子しかいない世界で、気分はハーレムか百合女学園。 　しかしそこは、女の子…

この世とあの世の狭間の世界、幻(ゲン)。そこへ1人の青年がやってくる。不思議なことに、自分の名前もここへ来た理由もわからない。本当の自分を取り戻すため、鍵となるある職業に就く。 …