「＝神秘」を含む小説

KAC2021参加作品 お題「ホラー」or「ミステリー」

人は怨みながら死ぬと鬼になるらしい。 神の子である私には無縁な話だ。 恋という感情さえ知らない独りぼっちの私は青年と出逢い、言葉をかわしそしてきっと私は……

台所には、カビたショートケーキが一つ。 女性は生き生きとした表情で、そのケーキにカメラを向けた。 腐りゆくものとハムスター愛す、サイコでシュールな彼女の日常。

この作品は、心霊や呪いとか超自然的な存在等を伴う恐怖を扱ったホラー小説ではなく、 主として犯罪等に関係する秘密が、論理的に解明されていく過程の興味に主眼をおいた推理小説ではなく、…

遥か昔から神秘が受け継がれ、錬金術師や魔術師、秘密結社によってシステム化され、魔術として根付いた現代。 魔術を悪用する『妖術師』が召喚した魔術兵器との戦いで、直観を信じる者が居…

１日１話、４００字以内です。読書時間１分で終わります。 　 チートもスキルももらえず異世界に召喚された主人公。 なのに「３０日以内に魔王倒さないと死んじゃうよ」と宣告され…… …

神話上のクリーチャーやエルフに悪魔、はたまた天使など異世界の種族が日常となった現代の学園が舞台。 争いを好まない草食系天使の少年コーイチはこの上なく優しいが、幼馴染みもユキにと…

バイク乗りの旅人、アルフ。彼の趣味は、世界のあらゆるものをこの目で見ること。 ある日、彼は遺跡に辿り着く。荘厳で神秘的な遺跡の雰囲気に魅入られていると、1人の少女が現れる。 これ…

私は言葉の錬金術に成功し、自らの平凡な魂と引き換えに、悪魔的な思考力を手に入れた。そして私はこの狂人染みた思考力を、一錠の錠剤に全て凝縮させた。 この薬はきっと苦すぎるが、脳内…

辺境の村・リンドブールに暮らす青年マルクは、民を害する五頭の竜の討伐を目指す王女ジョゼットに助力を求められる。竜という巨大な神秘に対するために、同じ神秘を扱う呪紋士である彼に白羽…

インド・コルカタの商人ドゥルーブは聖者の弟子アクシャイの訪問により、卑金属を金に変えるという秘術を話を耳にする。アクシャイの師であるサダシヴァは狂った聖者として奇行を繰り返す面倒…

それは悪夢にも似た、神秘の話。 私が冬に体験した、蜃気楼の話。

創作者の街アポロ・ポートの近くの森に居を構える、占い処【モーニング☆スター】。 表の生業を占いに、うらないと言いながら裏の仕事に【神秘】系の依頼・相談・解決をしている。 そこ…

少し違う歴史を歩んだ日本。 無気力なニート少年、来栖明(くるす あき)は美しい少女と出会い、世界の仕組みと謎を巡る狂おしくも神秘的な体験をする。

俺は乾宗十郎、お見かけ通りの私立探偵である。 こんな稼業をやっていると、時として本当に突飛な依頼を持ち込まれることがある。 今回などは正にそれだ。 和歌山県にあるＯ山系の中にある…

　大小様々なビルが立ち並び、都会の喧騒が昼夜問わず鳴り響いている街、東都。この国の中心都市であり、人も物も、嫌になるくらいにこの街には溢れかえっていた。 　そんな東都の中央に鎮…

男性特有の熱くたぎった肉棒から出る白い液体を、色々な人にかけたり飲ませたりして回復させるキャラが主人公の作品です。 下ネタ結構含むので、苦手な人は見ないことをオススメします。 主…

かみさまの役を振られたものはかみさまになる。このうえもなく清潔な姿。気品があり重々しく、神秘的な態度。俗世と離れた暮らしぶり。これをなんとしても守らねば、○○村のかみさまでいられ…

「ハプ・スルーリー…これが、ほわの名前…」炎に呑まれて死亡し、ハプ・スルーリーとして異世界に転生した笹野穂羽。使える魔法はなんと、趣味である“ 料理”の魔法。魔術師として、1つの…

「詩は神秘でも象徴でも何でも無い。詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである。」と君は云ふ。――――萩原朔太郎「月に吠える」 　記憶ほど信用できないものはない、と思う…