「どこかで」を含む小説

《第一巻好評発売中＆第二巻発売決定！》 病原菌と呼ばれ、村八分にされ続けてきた少年、オズワルド・メーティス。 理不尽に虐げられてきた彼はある日、目が覚めた瞬間、数百年後の世界に…

この作品は残り続ける……対象年齢１２歳以上を想定

初夏の嵐が吹き荒ぶ夜、泪橋たもとの政五郎の小間物屋の奥座敷で小さな会議があった。 いちばん奥の壁にもたれて政五郎が座り、隣に浮多郎、その隣にお新が並び、浮多郎と向き合うように前髪…

僕がいた国は、遙か昔に強大な妖精の力を借りて、一代で周辺の国を従えた。それからその力を持つ者を巫女と呼び、最上の地位に据えるようになった。周辺国の供物だけで生活する豊かになった国…

男が目を覚ました時、そこは見覚えのないどこかだった。 どこか荒廃したその場所にいたのは、骸骨。 その骸骨が動き出した時、男の物語は動き出した。 以前投稿していた作品を書き直した…

　知ってる？　旧校舎3階の女子トイレ　知らないの？　彼女は日本一有名な小学生だよ　ううん、芸能人じゃなくて死人　有名だけど会いたくはないよね　試しに会いに行った人はたくさん居るけ…

　深い霧の中、事故に遭った宮部郁が、同じ研究室に所属する江間、福地、佐野、菊田、寺下と共に辿り着いた先は、化け物のうろつく異界の森――祖父の故郷だった。 　言葉も文明も環境も何も…

百年に一度、魔王が現れて勇者に倒される世界。 人類の勝利から十年後、学者のアトリは調査の為に僻地の山を訪ねていた。 モンスターに襲われかけていたところを山に住む謎の男、レグルスに…

世界は1つではない 自分が生きている世界が全てとは限らない ここでは我々の世界ではない、どこかの世界について語るとしよう

この世界には人がいて、悪魔がいて、魔法がある。 どこかの誰かが笑っている空の下で、どこかで誰かが泣いている。 私たちは皆、自分勝手に生きている。 だから世界は、魔法の起源を…

【一時的に休載中】 第一エピソードだけ載せておきます。 もし、続きが気になる。読んでみたいと思ってくださった方々は、フォローしてお待ちください。 ～～　＊　～～　＊　～～ か…

『人』や『命』にまつわる詩集です。悲しかったり、嬉しかったり、美しかったり、醜かったり……数多の人生の一つをを綴ります。 毎週火、木、土曜日に更新。

どこから読んでも大丈夫です。 みうらじゅん氏の名言「人生は死ぬまでの暇つぶし」。素晴らしい言葉です。「楽しいことも悲いことも、幸も不幸も人生のボーナス」これは誰が言ったんでしょう…

――先輩は今どこで何をしているのだろう。 　不登校中の先輩に片想いをする津田山華恋は、何気ない毎日を送りながらもずっとその先輩のことを想い続けていた。 　最後に学校の廊下で…

「あなたのような卑劣な手を使う者は、勇者さまのパーティにふさわしくありません」 魔王領に入る時、賢者と神官はそう言って盗賊を追い出した。 勇者の幼馴染である彼は、勇者と共に冒険…

気づけば、彼は広大な黄金色の田んぼに立っていた。心地よい風が稲穂を揺らし、どこか懐かしい気持ちが胸に広がる。けれど、どうしてその場所にいるのか、なぜそこが懐かしいのか、思い出すこ…

ー高校2年生になった歌奏蕾は恋愛などには無頓着。人と関わりたくもない。 　そこには過去での出来事が原因としてあり、後悔の多い彼女。 　後悔を残したまま、高校2年生の始業式へと向か…

エレメント――かつて人間の助けとなっていたものは、今や破壊の武器となってしまった。人類はこの世界で安定をほぼ失い、「パージ」として知られる雷の国の組織が、ついに風の国の首都ウィン…