「舟」を含む小説

「犬」「鬼」「船」｜三題噺 2024.02　参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023212842230742 ※縦組み表示を推奨…

　昔々あるところの話。 　伍介（Gosuke）は善良だけれども、知恵というものが跡形もなく溶け出しているような男だった。いつも洟を垂らし、動くものが見えるとすぐに気を取られ、ひと…

高校一年生の『桜橋 華都（はると）』は、とある縁で『黄泉比良荘』と云うレトロチックなアパートで暮らしている。 他の住人は三人。 新米高校教師の『信夫（しのぶ）麻利絵』。 平安朝…

満月の夜をテーマにしたショートショート。

志操学園高等学校――生徒会。その生徒会は様々な役割を担っている。学校行事の運営、部活の手伝い、生徒の悩み相談まで、多岐にわたる。 現生徒会長の不撓導舟はあることに悩まされていた。…

春から大阪の大学へ進学することが決まり、一人暮らしのための物件を探そうとしていた僕へ、従兄は一軒のアパートを紹介してくれた。 入学予定の幸丸大学から徒歩七分、大阪府は鹿嶋市の住宅…

宇宙船“ノアの箱舟号”の船内で起きた意外な事件とは？ Ｇの正体とは？ 異変に目を背け続けた事なかれ主義の蔓延を許した人類の運命は？

王様に「役立たず！」と罵られた聖女 と 「無能！」といわれて英雄パーティーから追放された勇者が、タッグを組んだ――みたいなストーリーを書いてみたかったです。見方によっては『 B …

離島は情報が寸断される。 それは「ある状態」になった世界には都合がいい。 だから外の世界から舟がやってきたら……

神は世界を去り、文明の担い手は人類に託された。 舞台は世界にただ一つ残された大大陸、アルド。 貿易と商業の国、アルカゾン共和国。純潔の王国、ロザリア王国。戦いの国、リナレス帝国。…

山本 舟　→やまもと しゅう 仁美 笑子→ひとみ しょうこ 山本舟の人間関係は広く浅く、仁美笑子の人間関係は狭く深い。

　一艘の舟に乗り込んだ登勢。 　 　時は明治に変わり、人の情も変わりつつある。 　揺らめく舟は変わりゆく時代への客人を乗せ、灘の波間を行く。 　これはそんな一時代の一瞬を切りと…

【第一部　本の舟・完結】 大洪水を生き延びた一握りの人々は、周辺を水で囲まれた塔の中に幽閉状態となった。食料の備蓄も尽きかけた時、そこにあったのは、洪水前に運び込まれた大量の書物…

短歌と川柳をとりまぜた連作です

一人の老婆が川辺に立っていた。夫に手を引かれ、小舟に乗り込んだ彼女は、舟が河を渡るにつれ、少しずつ少しずつ還っていく。

『舟に乗る』続編 ※読まれていなくても問題ありませんが本編へのネタバレは存在します

テレビで某銀河鉄道のアニメを見て、「宇宙旅行っていいな」と思って書きました。

時は明治三年（１８７０年）真夏のサンフランシスコ。維新討伐の難を逃れ、勝海舟の差し金で逃亡した二人の国事犯が横浜から上陸した。一人はかの徳川家康を二度敗走させた真田昌幸の遺した極…

ここはダンジョン怠惰の箱舟、別名を箱舟連合本店。このダンジョンは、カウンター席五席の居酒屋エノちゃんの流し台の下にある。魔族の唯一神であり、神々の中でも、三指に入る権力者の女神エ…

別作、「怠惰の箱舟」の豚屋通販最高責任者マルギルが主人公のライトな恋愛話。 マルギルを召喚した、少年シュウザーとマルギルの甘い時間をサクッと読める様にまとめたものになります。 …