「童話ファンタジー」を含む小説

【縦組み推奨】 透明な身体の龍は、生涯をかけてその身体に宝物を溜めこむ。 龍は飛べなくなるまで宝物を蓄えると、いつか地に臥して生を終え、宝の山となる。 これはとある龍が、慈…

ここはフルーツの精たちがすむ町「フルーツェン」。ライムはジャンプが得意なライムの少年。らんぼうなふるまいで、町の鼻つまみものとなっていた。秋の収穫祭で、祭りのモニュメントである巨…

僕はこれらの話を、祖父から聞いた。祖父はそのまた祖父から聞いたそうだ。 そのまた祖父の祖父は、星たちから聞いたとか。 ほとんどは小さなときに話してもらったけれど、大きくなってか…

ここは相互監視によって秩序が保たれる世界。「ノケモノ会議」のルールの中で人々は生きている。南天カナコもその一人だった。しかし、彼女の生活はライオンの尻尾が生えた男の子、柊レオの登…

地下室に怪物がいるから行ってはいけない。ある日、父親は少女に約束をさせた。少女が住む館の地下室にひそむものとは──。

88森（はちはちもり）に住んでいる、くもの女の子「いとちゃん」が主人公の物語です。体から糸を出して、風に乗ったり何かを作ったり…。いとちゃんの家族や友達との交流をお楽しみください。

ある冬に焼かれたシュトーレンの猫のお話

花を食べる悪癖がある少女は人目を避け、自ら塔の中に閉じこもった。 食べることがやめられない少女の前に、夢喰う魔物だと名乗る青年が現れる。 青年は言う。「君の夢をくれれば、願いを叶…

巨大な鳥が就活にむかったのは天を突く塔。

もうすぐ雪の季節。 水の精たちは雪として空から舞い降りるための準備中。 しかしキレイな粉雪になるためには、女王に粉雪会費を納める必要があった。 ベシャベシャの大雪になって人間には…

色々な話を書く場所。 詩的な面もあり、断片話を書いて、読者を楽しませるブース。 主に自作の小話集。ほんの少しのエロも含む予定。

　村では謎の悪党・カグヤによる被害に悩まされていた。そんな中、赤ずきんは知り合いの木こりを捕まえてカグヤを倒すために引き入れようとするのだが……。 　破天荒な赤ずきん、小心者の…

昔々、と言ってもわりと最近、昭和の中頃の話です。 あるところに目の悪いおじさんがおりました。 何しろひどい近視で乱視で老眼なものですから、分厚い眼鏡をかけていました。 すると或る…

詩・童話・その他週間ランキング12位にランクインしました！（2024年12月29日）ありがとございます。 真夜中に、影の子供達が遊びます。影の子供達を相手にお豆腐を売っているのは…

「願わくば、あなたの次なる目覚めにも光があらんことを...」 ここは私たちの知る世界ではない世界。神様も精霊も、動物も人もいる世界。 死んでもなお死にきれずに、あてもなく彷徨う…

ジャンル固定なしで、思いついた作品を載せていきます。 基本１話完結です。

ジャンル問わず不思議な短編を揃えております。

真っ白な猫のぬいぐるみ雪ちゃん、ある日突然動けるようになりました。 驚いている雪ちゃんの横を、小さい女の子が走り抜けていきます。 その女の子を追いかけて、雪ちゃんの大冒険の始まり…

　白狐は《びゃっこ》ではなく、《しろぎつね》と読みます。 　天界にある国の山に住んでいるオスの幼い白狐が、地上界で働いている姉に会いに行った日に、地上を冒険することになるお話です…