「深呼吸」を含む小説

部活もせず、成績は普通、アルバイトもあまり上手くいかない。 パッとしない毎日を過ごす高校生の尚久が、少し前向きになる、そんなお話。

生き続けるという事は、息抜きするという事。

おおきな存在とちっぽけな自分をつなぐ線を考えるのが好きです

不器用な人が仕事をするとこうなります。

　新学期のクラスの空気を馬鹿馬鹿しいと考えるほどにひねくれている倉木彩人は、部活に所属していない。しかし、彼の通う高校は部活への入部を義務付けているため、学年で浮く羽目に。 　入…

綿アメみたいな雲。 トクトク注がれる牛乳。 まるまる太った白の毛糸玉。 ビー玉から溢れる光。 それと、立花くん。 私は真っ白で汚したくなる貴方に合わなかったらどんな人生を送っ…

眠れなくて辛い夜が 息の詰まってしまうような朝が 不意に涙のこぼれ落ちてしまう夕方が 寝たくないと 朝が来るのが怖いと、毎晩 布団の横で泣いていた時 目をつむって、大きく…

くだらなくて些細で、深呼吸の間に忘れてしまえるような日々の断片。 それぞれのお話に繋がりはありません。もしかしたら、同じ少年少女かもしれないけれど、違うかもしれない。

まだまだ書きながら

康子の人生における、ある一日の、ほんの断片。その断片を描くのは、「わたし」ではありません。作中の表現のいくつかに、「わたし」は賛同しかねます。しかし「わたし」は、この作品の作者を…

私の今朝の夢に私は食われてしまいました 私は私の夢でした あなたの夢は私の夢でした 変わり続けることは無い おかしなはなしだ 荒唐無稽な日々に私は皿を並べ 香りを楽しむように …

【こんな釣りタイトルは嫌だ】 『ある日家に帰ったら、僕の小悪魔な年上専属メイドがいなかった。ともかく部屋に戻ろうと、扉をあけたその先に。なぜか彼女が、僕のまくらに顔を埋めて深呼吸…

鈴木絢。二十八歳。職業、漫画家。漫画を描くことに没頭すると他のことが何も手につかなくなってしまう汚部屋女子・アヤと、アヤのお隣さん・ミカゲさんのとことん甘やかしスローラブ。

３ 「う……ん…………あ……れ、此処……は？」 　仰向けで倒れていた私の視界を支配していたのは辺り一面の霧だった。 　ゆっくりと身体を起こしてみるも、まだはっきりとしない頭と、…

ここ最近、『TSは百合であるか』という議論をあちこちで見かけて大分心を痛めたので書きました。 ※荒れやすい話題だというのは重々承知していますが、作者への誹謗中傷・汚い言葉や悪意…

一話完結の短編集です。 ホラーだけではなく コメディ、泣ける話し SFやミステリーなど さまざまな文章の形で 面白おかしく更新していきます。

『5感』 それは生き物であれば誰でも持っているもの。 なければいけないもの。 もし、その五感が狂ってしまったら…。 レムが誘う摩訶不思議な世界。 目をかっぽじって、耳を傾け…

超絶日本刀マニアの黒鉄愁斬はある日、家のトイレで用を済ましていた。そして、扉を開けるとそこには草原が……。 「これは幻想だ」 そう思い、扉をもう一回閉め深呼吸をしてから扉を開ける…