「海軍 船」を含む小説

地表面の9割以上を海が占める海洋型惑星オケアノス。千年前の災厄により陸を失った人類は、巨大な海洋金属生命体の亡骸を利用して建造された方舟に国家を築き、辛うじて文明の火を守り…

ジェミナ・クラス港はエルシーア国の北の玄関口。海軍軍人ルティーナ・グレイスは、ここを守るアマランス号に副長として赴任してきた。 そこで出会ったいわくありげな二人の男性。 凄腕の…

――人魚は誓いを交わした人間に、航海の安全と永遠の命を約束する。 アルミリア国の辺境から一歩も出ることなく育ったアリオンは、ある日父の訃報を受け取った。 ≪人魚≫であるアリオン…

※本作品は完結しました。 　1918年、飛行船の父と呼ばれたツェッペリン伯爵の孫娘メルは、軍の企みによって、仲間の女性クルー15名ととともに、ドイツ海軍の新鋭の高高度飛行船、H…

舞台は小さな島国、西暦1700年頃、他国からの流通は盛んで港は活気にあふれていた。帆船や蒸気船が主流で船乗りが多く、子供達は皆船乗りに憧れ、島の船乗り訓練場へ入るのはレベルが高い…

戦艦よりも駆潜艇のほうが好きな艦艇ファンのかく語りき。 （独断と偏見）

１８４８年から１８４９年、鎖国政策を取っている日本に、アメリカ・インデアンと白人の混血青年が密入国を実行します。主人公のレイナルドは捕鯨船の船員になり銛射ちとして活躍しながら、船…

　西暦2018年より138年前、西暦1880年1月バミューダトライアングルにて、一隻のイギリス海軍の船が300人の乗員と共に消失した。 　それが異世界ウォール・ガイヤの人類史の始…

マキは震える息を吐いて、決意を固めたようにぐっと手近な小枝を噛んだ。 年の頃十三くらいか。大きな瞳が、脇腹に刺さった矢を映し出す。 （風尾族（ふうびぞく）め……寝返りやがって！）…

ある日、外国海軍の来日一般公開である乗組員と出会った少年が世界の海を変える大事件に巻き込まれる！ 二次創作作家が贈るオリジナル海戦小説！

　船には一隻ごとに固有の名前がついていて、それは軍艦だって例外ではありません。戦艦「大和」、空母「赤城」あたりは知っている人も多いのではないでしょうか。 　しかしながら、何故その…

絶海の孤島クレスタ。ここで海神に仕える巫女リュイーシャは、家族と共に穏やかな生活を送っていた。 あの長い夜が始まるまでは。 「お前が守れるものなど、もう何もないんだよ」 リュイー…

　2060年9月　国際連邦艦隊所属の多目的大洋間航行用潜水艦「ポセイドン」の今回の任務は、北極の氷原で遭難したノルウェー調査隊六名の救出であった。 　また、ノルウェー政府において…

ラヴェリテは海軍最高と言われたラングドッグ号船長の娘。彼女には船の精霊を見る能力があった。ある時、父親の船が幽霊船に沈められてしまう。ラヴェリテは仇討ちの為に老朽艦ミラン号を奪い…