「僕には、君という」を含む小説

せっかく本を拾ってあげたのに、それが原因で怪我した僕に「本に血がつかなくて良かった」。彼女はそう言った。 面白い本はつづきが気になるもの。もっと読みたくなるもの。最後が気になるも…

クロノヒョウ様自主企画、参加希望作品でございます。 いつの間にか、隣で星を見てくれていた君に。 今はまだだけど、心から見せたいと思っている流れ星がある。 もう少しだけ、待っていて…

「やっぱり僕はまたこうして君に会うんだ。1秒でもいいから、一目見るだけでいいと思ってたのにー。」 時代は昭和初期。一人の男、清鷹は絶望の淵にいた。愛してやまない女、吉乃とはもう元…

猫好きトリマーの清香が目覚めた先は、どこもかしこも猫まみれの猫天国？！初めは「王妃になるべき人間」だと言われて動揺していたのに、まったりゆったりした猫生を楽しむうち、段々とその気…

「僕はアリス、君が好きだ」 「木更津さん。私はただのアンドロイドです。あなたはきっと亡き佐野美幸の面影を私に重ねているだけなんです」 　 　人工知能が世界の警察に導入され、人工知…

君が光をくれたから、僕がいる。 君はいつまでも僕を照らしていてくれる。 そんな君の光が、僕の助けになっている。 本当に、ありがとう。 一見、ドラマで見かける感動のシーンだけど……

月島葵（つきしまあおい）は、写真をずっと取り続けている。11年も前から、ずっと。 なぜ葵が写真を取り続けているのかは、「彼女」を見つけ出すためだった。 百瀬春（ももせはる）、彼女…

図書館で出会った「僕」と「君」。 君と仲良くなりたい僕には、決して口に出すことができない秘密がある。 それは僕が不登校ということだ。 彼女はなぜか不登校という存在自体を軽蔑してい…

　誰かにとってどんなにくだらないものでも僕だけは、君にだけは、それを否定してほしくなかった。 そんな思いを抱える哀しい少年を綴った短い物語です。 初心者なため、読みずらい部分…

『＃デメニギス』 　小学校低学年ぐらいの男の子の話。 『くるっぽ』 　鳩の話。 『僕のアルテミス計画』 　小さな男の子の話。 『しゅうまつの浮気／浮気のしゅうまつ』 　女の人の…

　これはただの、ささやかな願い。

　ある日、家の近くで泣いている子猫の姿を僕は見つけた。

「僕はいつか、君より先に大地に溶けていく。そうなったら、君は新しく好きなひとを見付けるといい」 そう言って、私より多く歳を重ねたあなたは穏やかに笑った。 己の片割れを喪った時、人…

最初で最後の別れ話。 僕にはまだ、君が必要なんだ。 分かってくれBaby。 最初で最後のおねだりのキス。 時間はまだ許してくれるのか。 お願いだ。僕には君が必要なんだ。

正月も龍も関係ありませんが、2024年の書き初めです。

　ここは、天界、地界、魔界、妖精界、人間界、この五つの世界が繋がった世界「混沌世界(カオスワールド)」。 　そんな世界の中心にある人間界は、世界総人口の、約九割を超能力者が占める…