「中原中也」を含む小説

太宰さんと中也 旧双黒のお話

文ストわん！アニメの第8話で風邪ひいても強がる芥川から着想を得ました。今回お見舞いに来たのは、太宰さんではなく中也さんの設定です（太宰も少し登場）。それにしても、やつがれ君可愛い…

あの透明で研ぎ澄まされた言葉はどこから生まれるのだろうか そんなことを考えていました。

家出ＪＫが、出会い系アプリで出会った男と一晩過ごす話。

詩人・中原中也は『山羊の歌』、『在りし日の歌』などの詩集を残したばかりでなく、「地上組織」や「試論」などの芸術論も数多く執筆している。 そこで、詩そのものよりもそれらの芸術論にス…

タイトル通り、最初は数行の詩編が書いてありました。 しかし、人気も上がらないのに、中原中也の名を使ったことを反省するには、喪にするしかない、しかし、タイトルは消えない。なので、何…

もしも世界の終わりが来るのなら、それはこんな夏の日の、こんな真っ赤な夕焼けのあとに来るのだろう。 俺にとって夏は劣等感の季節だった。 ※詩の引用:中原中也「少年時」より ※こ…

　キヨコさんの本屋はかなり特殊だ。そこはもはや、本屋とは言えない。何しろ、ほとんど客は来ないし、店主には本を売る気がない。それに、キヨコさん自身も変わっている。彼女は意味もなく角…

地元の中学校で落第を経験した中也は、京都の私立中学校に転校する。家族や故郷の「目」から解放された彼の前に現れたものは？ ダダイズムの破格は無限大の可能性であるかのように思われた。

<カクヨム3周年記念選手権 4日目お題> これは遺書である。認識が崩壊する世界へ、私が爪痕を遺すための。 ヒトが口から情報を吐き、次々に消えていく。 私の言葉があなたに届きます…

　「中原を理解することは私を理解することだ。」 『中原中也詩集』（1981、岩波書店）の編者であり、小説家、評論家である大岡昇平の言葉である。中原中也の魅力とはまさしくそこにあ…

タイトルは中原中也から。 主に東京について書きます。

現国の授業中、教師に中原中也の本を取ってくるよう言われた俺（遠藤樹）は、図書室で女生徒に出会う。 彼女の名は、姫川真由。 この高校に転校して来たのは一年の夏。二年になる前には教室…

夢月七海様企画「同題異話・四月号　　春はまだ青いか」参加させて頂きます。 灰色の青春時代を送ったので爽やかな話が書けず、開き直った結果好きなものを沢山詰め込んだ話になりました。い…