「万人向け 短編」を含む小説

－短編（読了時間 約３分）－　 ある日の放課後、わたる君が出会った謎のおじさん――。 わたる君は、日記を始めることにした。 　ある日の放課後、わたる君は横断歩道の向こうから…

ヒナタは、嫌なことがあると冷蔵庫に入って眠ってしまう。 かわいいのに、上手く生きられないかわいそうな子。 私はその寝顔を見るのが大好きだった。 この依存が、ふたりを少しずつ壊して…

　　ふと、振り返ればいろんな人が、雪女として生まれた私の人生の隣にいました。 　私は何時も沢山貰ってばかりで、一体どれだけのものを返せていたかはわからないけど。 　あの人たち…

早朝、冴結は風呂場からの自分の声で文学の引用を繰り返す「怪物」と出会う。 怪物は、他人の作った言葉でしか自分を語れない「自分の声」そのものだったが。

カクヨムコン11応募用に短編として抜粋したものです。 おそらく地球最後の人間である少女、トキコは、ひだまり旅館で五人のロボット、テトロア、ラディナ、ドラーク、マト、もちまると平和…

「日記にでも書いとけよ」と、つっこみながら読んでください。

俺、ジャンはメイドのルミナと共に町の重要な薬師のノーラの護衛をしている。 アイツを追いかけて一年かけて、やっと昇進試験を受けてこの町に来たことはまだ秘密だ。 左目に黒い眼帯をした…

数十年前に多くの国を巻き込んだ戦争の傷跡が残るエルパテイア王国。 金だけはある成り上がり男爵令嬢のレイラとお付きメイドのリアが、刺繍の習い事のために、いつもの道を馬車で走って…

一人のニンゲンと、一匹のカミの旅の記録。 連作短編の第1話です。 長く書き続けていきたい。 書きあがったら、その都度、投稿していきます。

ある街で生きる男の人生は、一つの出会いを転機に大きく変わり始める。

目立たず、多少の疎外感をかんじながら高校生活をおくるぼくにおとずれた、小さな変化

お互いの手のひらを合わせると、人は少しだけ優しくなるのかもしれない。 これは、“たっち”でいろんな人と心を重ねてきた、ちーちゃんのお話。

ずっと、ずっと大好きな幼馴染。 彼と同じ高校に行きたいのに。 限界受験生中３女子と幼馴染高２男子。 ２人の日常を、約1000文字で切り取ってみました。 『1分で読める創作小…

昔話です おとぎ話です 対象年齢は10歳以上といったところでしょうか？ 貧しくともこころのきよい少年のお話です 毎日、時計塔の整備に通う少年のもとへ天女があらわれました 彼女…

大晦日の夜。カクヨムコン11に初参加中の大学生作家　剣崎仁は、こたつで睡魔と戦いながら執筆に励んでいた。 しかし除夜の鐘が響く中、突然の光に包まれ――気づけばそこは荒野！ 「貴…

三百年を森で一人過ごした魔女エルラ。 街に出るときは魔法で若い姿になる彼女が出会ったのは、 困った人を放っておけない優しい青年リオンだった。 エルラは生まれて初めてリオンに恋を…

　探偵部に所属する神宮寺啓介と冬霞雪音。 　二人が喫茶店に拠ると目の前で外国人の男が苦しみながら倒れ込む。 　手元には握られたペンと、『offi』と書かれた手帳。 　今日も謎を神…

母に会わせてくれ——他の集落への妻贈りの儀式で花嫁に選ばれ、旅立ちの日が迫った少女ララ。彼女は親のいない精霊の子として育てられた。旅立ちの日までにこの地にいるはずの精霊の母を探そ…

読んで字のごとく